世界選手権の女子は、キミー・マイスナーという無名(?)の選手が金!
いや、マイスナーはトリノにも出ていたが5位か6位か7位か8位かだったかな。
アメリカの2番手でデコの広いジュニア上がりの選手、ということしか覚えてないや。
うーん、何だかな。
エミリー・ヒューズのどうよっ、という個性が強すぎて影に隠れていたような。
こんなことなら村主選手に金を上げてくれたらいいのに…
村主選手は、ミスが少なく確実性があるし、ジャンプもいい、スピードもある、いい演技をするのだけど、ちょっと印象が薄いんよね。
それこそエミリーみたいにもっともっと自己主張をしてみたらどうかと。
それとスパイラル、スピンが少し弱い。高速というだけでは点数が出ない新採点。。
中野選手が5位というのはすごいと思った。
コーエン、ソコロワの次だし。トップ選手の中に名前があるのだもの。
彼女は今期、本当に安定していた。このカルガリーでは最終滑走ということもあり、さすがにすごく緊張していたようだけれど、それでもあれだけのジャンプを決めたというのはすごい精神力だと思う。
恩田選手は、準備不足で11位だったけれど、大人の事情で急に決まって本当に大変だったと思う。いいように利用されてね。。
でも、ダイナミックなジャンプを見せてくれたし、笑顔が良かった!彼女のキャラは最高、もう少し時間があればもっともっと完成されたプロになったと思う。
というよりもサーシャ・コーエン。どうしたサーシャ。
あまりにもボロボロで、気の毒になった。
私はソルトレイクの時、コーエンが嫌いだった。なんか生意気に見えたのかな。
でもトリノではエキシがすごくロリ全開で可愛らしかったし、最近好感を持つようになった。
しかし…。
彼女はもう、転倒するのがデフォルトになってしまったようだ。
だけど、スピンやスパイラルが、他の選手を寄せつけないほど質がいい。だから、1度や2度の転倒は十分リカバー出来た。
ただ、転倒がデフォ、ということになると、そこそこの成績は出ても金は取れない。
おじいちゃんコーチが悲しんでいるのを見たくないから、金メダルを取って欲しかったのだが…。
彼女の問題はジャンプが低空ということだろう。
スタミナ切れで最後のジャンプに自信がないなら、後半にジャンプを飛ばない構成にするとか。プルみたいに、前半に集めてしまうとかしたらどうだろう。あの最後のジャンプはやめようよ…。
或いは怪我をしていたのかもしれない。
トリノの時、フリーの練習で怪我をしたという情報があったし。
ともあれ、このままでは終われないだろうし、もう1度浮上して欲しいものだ。
1度だけでいいからさ。。
さて、キミー・マイスナーの3-3が、プレローテーションだとあちこちで騒がれていた。解説の本田君も、回転不足を取られるかも、と言っていた。
確かにスローで見ると、セカンドジャンプは飛ぶ前に既に1回転している。
見る人が見たらいんちきジャンプだと言われても仕方がない。
でもそれでもオーケーだったのだ。
中野選手も3アクセルを飛んだら認定されたかもね。今回の判定は甘かったようなので。
解説デビューの本田君は織田選手のノーカンもすぐに指摘したらしいし、さすがだった。
それにくらべて八木沼…いらんよ。実況アナ、うるさい。何とかいうタレント、なおさらいらん。
…。しかしこれで世界選手権も終わり、私も一段落するのかなあ。
慌ただしい日々だった…

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