バンクーバーが終わった。
ひどい大会だと思っていたけれど、終わってみると寂しい。
見るテレビがなくなってしまう。
何だかんだで楽しみにしていたのだ…
フィギュアスケートのエキジビションもうっかり楽しみにしていたのだが、あんなにつまらないエキジビションは始めてで、びっくりした。
優勝者にもアンコール一切なし、滑走の順番がぐちゃぐちゃ(当然下位から滑るものだと思っていた)、男女金メダリストの演技のしょぼさ、何もかもがしょぼい…。
トリノのエキシがどれだけ素晴らしかったかが今更実感された。
金メダリスト男女の演技がしょぼくて退屈なのはわりと過去のエキシでもよくあることだったが、今回はあまりにもそれが際立ちすぎていた。
金メダリストで良かったのはペアのシェン&ツァオくらいだ。
アイスダンス(バーチュー・モイア)のあの趣味の悪さときたら…なんなんだあれ。
まあ、カナダが金だったのでアイスダンスがトリというのは分かる。
けど…はっきり言ってカナダって田舎だったん?演出が壊滅的にひどい…。
キムもライサチェックも全然盛り上がってないし…
今回のオリンピックではペアを除き、銀メダリストの方が断然素晴らしいということがはっきりと、絵に描いたように良く分かったエキシであった。
プルシェンコはロシアのエキシでは3アクセルを3回(!)飛んでいたが、今回は2回どまり。
会場が暗くて4回転を飛ぼうとして止めたという話も聞く。
観客にも大受け。
それに比べて金メダリストは…。
キムヨナもどこにいるのかさっぱり分からないくらい薄ーい存在感。
最後までバンクーバーは最低な大会でした。
たしかトリノの時に最低だという風に言ったような気もするのだが、それ以下だ。
というか、トリノはちゃんとした大会だったよ。今回がひどすぎたのだ。
史上最低の冬季オリンピックと言っても過言ではないだろう、と個人的には思う。
特に女子シングルのでたらめさ。
でも男子の時に怒りが頂点に達したので、もう怒る気持ちすら萎えてしまっていた。
男子ショートの点数の出方が異常だった。
それ以上にキムヨナの点数の出方が異常などと、もう書くのもだるい。
ダブルアクセル3回の選手にあの点数とか、それ以前の試合でのキムの演技と特にどこと言って変わりのない演技をしたのに世界最高得点とか、あり得ないことだらけ。
前に何度も言ったが、浅田選手は、以前はルッツも飛んでいたし、3―3も飛んでいた。
飛んでも飛んでも回転不足を取られ、エッジエラーを取られ、それらすべてをプログラムから外した。
ショートプログラムでトリプルアクセルを飛ばざるを得なくなった。
その状態でオリンピックに臨んだのだ。
そのようなことはテレビでは一切触れようとしない。
ヨナのセカンドジャンプが回転不足だとか、フリップがエラーだとか言われているが、私にはよく分からない。
本当にそうだとしたら、それは完全に「不正」ということだろう。
3―3のセカンドループを飛ぶ人は必ず回転不足を取られ、絶対に認定されなくなった。
飛んでいたのは浅田や安藤だ。
ヨナのセカンドジャンプはトーループだ。
ループばかりが回転不足を取られ、トーループは見逃しか?…。
浅田も安藤もセカンドをトーループにすれば良いのにと何度も思った。
でも日本人選手にはセカンドループに対する意地みたいなのがあったのかもしれない。
安藤がショートで果敢にループに挑戦したがあえなく撃沈。
もう少しクリーンに飛べていれば…
採点方法がひどすぎるのではないだろうか。
4回転やトリプルアクセルの点数が低すぎるという声もある。
ともあれ相変わらず日本のマスコミやメディアのお目出度さには憤懣やるかたない。
こんなひどい状態を何一つ指摘することもなく、ただ採点方法を正当化するばかりで、真央ヨナを良いライバルと言い張ったり。
私はスケート選手の好き嫌いが激しくて、安藤選手を嫌いだと断言したり、村主選手を嫌いだといったりしていたが、ヨナに関しては嫌いを通り越している。
とにかくこの人に関しては何も聞きたくないし知りたくもない。見たくもなければ触れたくもない。
ヨナによって私は完全に嫌韓になってしまった。
韓国人だからきらいなのではない、あまりにも不可解な特別扱いだからきらいになったのだ。
実況アナに関しては次回に…

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