東京で、バービーのイベントというか、バービー展というのが開催されているらしい。
参加している某サイトにも展覧会の詳細が報告されていた。
そして、テレビのワイドショーで、最近良く見かけるミッツ・マングローブという女装家が多分このバービーイベントに招待されているのを見た。
この人はルシル・ボールのバービーを手に持っていて、それが自分の最初のバービーだったとインタビューで答えていた。
そして、その人はそのルシル・ボール・バービーとまったく同じ衣装を着たコスプレをしていた。
ゲイの人が、バービーだけでなく、人形が好きな人が多いのは事実らしい。
ピーターもブライスを全部集めているという話だし。
このバービーイベントは盛況なのかどうか知らないけれど、タレントを呼び、テレビが放送するくらいだから、宣伝の方もなかなか気を入れているようだ。
某サイトのレポートによると、何となく盛り上がっているような気もする。
「ファッションランチョン」というバービーイベントも毎回盛り上がるらしいから、盛り上がる所では盛り上がっているのだと思う。
映画「トイストーリー3」でもバービーが出演し、話題になった。
でも、バービー自体には人気がない。
それはもう、肌で感じる。なんでこんなに人気がないのだろう。
イベントは盛り上がるのに、人形の人気はないのだ。
Momokoやミサキは、このようにメディアに登場するバービーに比べればマイナードールなのに、実際にはこちらの方がずっと人気だ。
可動の問題や、遊べない、飾っておくだけ、などバービー不人気の理由は、色々、今までも私も感じて来た。
でもこんなに不人気なのに、イベントや映画が話題になって、盛り上がるのはいっそう不思議だ。
バービーの好きな人は、バービーを買うよりイベントへ行くのが好きな人が多いのだろうか。
ミッツ・マングローブのコスプレを見ていたら、バービー・ファンはバービーそのものを買うより、賑やかに盛り上がる方向に向かっているようだ。
でも、それも都会の人だけ。
私たちは指をくわえて見ているだけなのねえ。

4