いろいろ都合があって、アップするのが遅れてしまった。
山鉾巡行も終わり、今年も祇園祭の時期がやって来て、そして終わった(まだ終わってないが)。
カメラがとうとう壊れ、今年は画像で残すことがひとつも出来なかった。
稚児舞、新町の曳きぞめ、宵々山などに行ったが、そんなわけで画像はひとつもない。
けれどももう何度も撮影しているし、もういいかとも思い、カメラに煩わされず祭りを見て回った。
せめて朱印を、と思ってノートを持っていったが、志納金がいるらしくてやめた。貧乏だから余計なお金はなかったのだ。
祇園祭中継は録画したがまだ全部見ていない。
相変わらずひどい中継で、文句をいいたい。NHKの1分間のニュースの方が段取りよくカメラアングルもいいではないか。
でも、巡行の夜に、2時間に納めたダイジェストを放送したのはKBS京都放送局としては画期的だ。これは良かった。
祇園祭は、我々京都の人間にとっては特別な行事だ。
祭が始まるとどうしてもそわそわしてしまい、一度は行っておかなくては、という気分になってしまう。
でも、宵山や宵々山でどんなに懸装品を見ても、山鉾に飾りつけられるのは巡行当日だけ、巡行で京都の町をしずしずと歩いている時だけ。
やっぱり実際の巡行を、一度は見ておくべきなのだろう。
今年から、大船鉾の唐櫃が巡行に加わった。
もしかしたら先祭とあと祭が分離されるかもしれない。
そうなったら、見られるのは本当に午前中だけと言うことになる。
お昼ご飯を食べてから新町通りでゆっくり、なんていうマニアックな見方はもう金輪際出来なくなるということだ。
それはあと2、3年限りのことかもしれない。
祇園祭も変わってゆく。
それを見る私の気持ちも、毎年変わってゆく。
変わってしかるべき、なのかもしれない。

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