祇園祭が、とりあえず終わった。
今年から後祭りが復活したことが最大の話題で、終わってみれば大船鉾が主役だったみたいだ。
後祭りはテレビ中継がないのではないかと危惧していたが、KBS京都放送局ではちゃんとやったのがよかった。
ほっとした。
まだ全部見ていないけれど。
そして、NHKでは後祭りの宵山を生中継し、鯉山のタペストリーについて詳細に紹介していたのはよかった。
しかし鯉山・鶏鉾の懸装品・見送りが重要文化財であることに一回も触れられていなかったのは残念なことだった。
この番組も全部見ていない。後祭りも全部見ていない。
まだこれから見るのだ。
後祭りが復活したことで、後祭りの宵山に出かけて鯉山を見物しようとも思っていたのだが、日中の気温が35度あったりして、めげてしまった。
それで、今年は一度も祇園祭に行かなかった。
こんなことは初めてだ。
いつもは必ず一日は行って、巡行表をもらったり、団扇をもらったりしていたのだが。
もう、祇園祭は私から遠い所へ行ったと感じる。寂しいことだが、しようがない。
もう少し気温が低い年があれば、行くことにしたい。
後祭りの復活は、おおむね好評だったみたいだ。
屋台のない宵山は静かに祭の風情を楽しむことが出来たようだ。
それに宵山が二回あるのは何だか嬉しい。
もう昼から行って、巡行の最後を見ることはできなくなったが、それは悲しいことだが、いつか朝に本巡行を見ることが出来たらいいかもしれない。
それにしてもKBS京都の中継は、やっぱりクズだった。
前祭りが短縮されて2時間になり、最後の船鉾までちゃんと中継されなかった。
後祭りでは、大船鉾が映ったのはいいが、辻回しまではやらない。
後のニュースでは大船鉾の辻回しをちゃんとやっていた。
1,2分のニュースの方が手っ取り早く巡行を楽しめるという、クズっぷりだ。
懸装品についてもほとんど何も触れない。
函谷鉾の見送りに至っては、何だったのかまるで分らなかった。
クズすぎる…
アナウンサーが今年も梶原だというので嫌な予感がしていたら、それが当たってしまった。
だから祇園祭は実際に現場へ行って見なければいけないのだ。
7月はますます暑くなる。
私が本巡行を見られる日は来るのだろうか。

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