スケート好きとして、グランプリシリーズはいつもテレビで見ていて録画もしているので、今回の羽生結弦選手のアクシデントには本当に驚いた。
交通事故と言ってもいいくらいのものだろう。
テレビで生中継だったから余計生々しくて、見ていてぎょっとなった。
何度もリプレイされる事故映像も、羽生選手の演技も見るのが怖かった。
翌日になってネットを見ていたら、あれは棄権した方がよかったという意見が多かった。
私もそう思う。
グランプリシリーズなんて大したことのない大会なのだから、一つ棄権しても、ファイナルに出られなくなっても別に構わないではないか。
それよりも体が、体の方が大事、特に頭を打っているのだから万が一のこともあるかもしれないし、
あれは無理をする必要はなかったと思う。
ただ羽生選手としてはどうしても滑りたいというやむにやまれない欲求があったのだろう。
多分それは本能的なものだったのだろう。そんな気がした。
ただ羽生選手はまだまだ将来のある選手で、これからまだもっと活躍を見ていたい選手だ。
慢性的な腰痛があり、今回もそれを押しての出場だったと聞く。
だからこそこのような事故が起きたらなおさら、自分の体をもっと大切にしてほしいと思うのだが。
オーサーコーチは止めなかったのだろうか。
こんな時には主催者側が何らかの措置をするべきではなかったのだろうか。
いろいろ言ってももう終わったことなので、羽生選手には精密検査を受けて、何もなかったことを祈るばかりだ。
もしかしたら選手生命を絶たれて、危険な状態になっているかもしれないくらいの事故だったと思うので。
4回転ジャンパーというのは短命だとも聞く。
体への負担がきつすぎて、消耗を速めてしまうのだ。
羽生選手も、何度も言うがまだまだ見ていたい選手だ。
だからこそ、こんなアクシデントは見たくなかった。
そして、適切な対応を本人ともどもして欲しかったのだ。

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