紫陽花がきれい…
家の庭の琵琶の木が大きくなりすぎて、実を取り入れるのに
大混乱に陥り、今でも手や尻に筋肉痛が残っている。
つくづくいやになった…。
無力感というも挫折感というも、自己嫌悪のようなもので
いっぱいだ…。
ブログを始めてもう10年以上になるだろう…、
最初は添え物だった。
手前勝手と標榜して好き勝手なことを書いて来た。
自分でも好き勝手は承知のことと、
偏っていることも分かってはいるが、
それでも構わないや〜自分のブログなんだし、
書きたいことを自由に書ける所なんだから、
書きたいことを書けばいいやというくらいの軽い気持ちで書いて来た。
ひとつにはあまり人が来なくて地味にやっていたから、
目立つこともないし、仲間うちがたまに来てまた勝手なこと言ってら、
で済ませてくれているのだろうなどど思っていた。
自分の書いたものはだから読み返さない。
あまりにもひどいだろうと分かっているので読まない。
そして忘れる。
書いたもの何もかも過去のものはすぐ忘れている。
しかし羽生選手のことを書いたら人が増えた。
現在、日本で藤井四段の次くらいに有名で、
注目を浴びている存在かもしれないとも思う。
選手の周辺がかなり過熱していることも実感する。
おそらくそのせいで様々な人々の思いが、選手に集中しているのであろう。
その中で、彼を批判などするな、全面応援しろというような
空気が醸成され始めているのかもしれない。
それに対する疑念や、反発心のようなものが、これもまたあるのかもしれない。
とにかく良く分からないが、ご本人には気持ちよく、
平常心を持ってシーズンに臨んでいただけたらという気持ちである。
わたくしもかの選手を応援することにヤブサカではないことはもちろんである。
マスメディアにのり、国民にそのすべてを晒している有名人に対して、
それを見聞きしているだけのがわの私のような受け手の者は、
その人物に対して、その人間性までを余すことなく
すべて分かった気になってしまうもの。
良い方向にも悪い方向にも、それぞれが把握した気になって断じてしまう。
けれども誰もが本人でない限り、
いくらメディアが逐一取り上げようと、
人々がその人物をどこからどこまでも追い続けようと、
その人の気持ちや本性など完全に把握することを出来るはずもなく。
自分のことすらいざとなったら何をしでかすか、分からないのだ。
どれだけ人の心を読む専門家がいようと他人の奥深くまでを知るのは
不可能なのではなかろうか。
本人のことは本人しか分からぬ。
我々は勝手に憶測して喜んでいるに過ぎぬ。
これまで手前勝手に好き放題に、それでいいやを免罪符に、
外野でありながらあれこれ想像をたくましく撒き散らしていた者として
どうだったかとこれまた自戒を込めて、深く感じ入ることである。
だがそれでも人が外野からあれこれ詮索妄想したくなるというのは、
その人物がそれだけ良きにつけ悪しきにつけ注目を集めている証左である、
ということであるのだろう。
…またつれづれに生意気なことを言ってしまった。
それはともかく、ブログについて
羽生選手でつられた人々がそれ以外(羽生選手以外)のものを読む人もいるという。
夏目漱石関連を読んだという方もいた。
慌てて読み返してみたらひどい。
案の定ひどい。
小宮豊隆のことをあんた呼ばわりして、隣のおっちゃん扱いだ。
森田草平をぐちゃぐちゃに言って馬鹿にしている。
存命なら名誉棄損ものだ。
愛する者をけなすというわたくしの法則が発動したものと思われる。
私が他人なら、自分のブログを読んだらこいつ何様、
ドン引き〜
絶対言う。
人間性が出るよね〜、
と言うだろう。
過去の悪行を全部あからさまにさらけ出された気持ちである。
浅はかな人間と丸わかり。
しかしそれが人生、いくつになっても恥をさらしながら生きるのが人間。
しかし、自分の人間性はともかく言ったことには責任というものが付きまとう。
今さらではあるが、それは引き受けなければならない。
森田草平は、その名誉のためにも、
いつか必ずきちんと何としても私の拙いこの文面ででも、
真摯に取り上げ、大弁護につとめなくてはならないだろう。
相変わらずいつになるか分からないけれども。
彼は終生、漱石先生を愛しつづけ、愛しぬいた人であった。
自ら永遠の弟子を任じ、師に接しられた喜びを生まれて悔いなしと言った人である。
(平凡社別冊太陽より)
それだけは何としてでも森田草平のために擁護しておかねばならない。
今さらだが
あまりに手前勝手と言って素知らぬ顔もしていられないかと気がつく。
言葉には気を付けなければならぬと今ごろ感じている。
まったく今さらなのだけれども。
ただ手前勝手が許されないことはひょっとしたら、
これまたあまりよくない傾向なのかもしれない。
全員横一列の発言になったら、あまり面白くないかもしれない。
この前の共謀罪云々ではないけれども。
そうでなくても急には人間性が変わるわけもなく、
相変わらず言いたいことを言っているような気がする。
赤っ恥を晒しながら。
そんなに急に真面目なぶりっこになれるわけもないのである。
はあ〜つくづく業を感じる…
…と、現在の情けない姿、過去を振り返って気分はどん底状態だったが、
励ましや大変いいお話を聞けてちょっとだけ持ち直した〜
どれを貼っていいやら
適当
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