この前、ちらっと書いた、
もう終わってしまったブンパクでの展示
企画展「京の歴史をつなぐ」
http://www.bunpaku.or.jp/exhi_kikaku_post/kyounorekishi2019-2/
ICOM京都大会開催記念 京の歴史をつなぐ
京都文化博物館
2019年8月29日(木) - 2019年9月29日(日)
3階展示室
「ICOM 京都大会テーマ「文化をつなぐミュージアム- 伝統を未来へ-」に沿って、
京都の文化遺産や景観がどんな歴史を経て、いかなる価値が見出され、
現代に継承されてきたのかを紹介します。 」
京都文化博物館
http://www.bunpaku.or.jp/
いろいろ展示されていて、主旨はともかく、
模型(ミニチュア)好きにはたまらない面白い展示なのだった。

▲平安京羅城門復元模型
羅城門の何分の一かは分からないが、かなりの規模の大きさ。
前にも書いたとおり、正面から見れば、前面は出来上がっていて、
立派な二階建ての構造
(現在東寺にある兜跋毘沙門天が置かれていたという伝説が残る)
少しずつ後ろへ回ると、背面は大工たちが建築工事の真っ最中
木の肌がむき出しで、工事人たちがせっせと資材を運んでいる。
ものすごくリアル
面白くて見飽きない
もっと小さい門だけの模型がガラスケースに
平安城左右京〇九條坊保図
(〇は不明文字)
要するに、平安京の碁盤の目を描いたものかと…
いつの時代のものかは不明(多分江戸時代?)
かなり細かいので、秀吉の改革後かなと。
(いい加減です いかにもな地図なので撮影してみた)
映画「羅生門」のポスターと脚本
羅城門つながりなら何でも展示するという、不思議な空間💦
よく分からないが、天皇(神代のころから)の系譜が書かれたものかな?

後白河法皇院宣
後白河の手紙だろう(いい加減…)
後世に書写されたものかもしれないという。
でも京都は後白河が好きだから…
手紙の書き方と、封筒?の作り方の指南書らしい。
当時でも、形式を知らない人のために、
教本のようなものが発行されていたらしい。
興味深かったので、写真に撮った。
「あなたは誰?」というキャプションが面白かったので。
現物は撮影しなかった(;^_^A
(羅城門の写真の後ろにちらっと写っている)
西国三十三か所のお札
面白い…
西国三十三か所は近畿(特に京)が中心だから残っているのだろう
簪と櫛
実物はもっとカラフルだった、
女性のおしゃれ道具がさほど劣化もなく残されているのに感動
明治の初め、岡崎で大々的に行われた博覧会、
またしても会場の模型が展示されていて狂喜乱舞

「第四回内国勧業博覧会」会場模型
当時の博覧会の賑わいが手に取るように分かって、楽しい。
現在、美術館やコンサートホール、動物園のある岡崎は、
明治時代(それまで田んぼだったはず)に開発され、
博覧会会場になったあと、美術館などとして整備された。
蛤御門の変(禁門の変)1864年の様子を詳細に描いた絵巻
幕末に京の町に起こった悲劇…
悲惨な様子を手に取るように知ることが出来た

焼けた地域を赤で記してある…
ここから菊水鉾の模型
模型好きにはたまらないのだ
真木が長すぎて、横に建てられている。
先の禁門の変(蛤御門の変)で焼け、昭和になってから再建された、
菊水鉾の精密な模型が展示されていて、狂喜乱舞

前の皆川月華氏の見送り(後ろ掛け)「孔雀草花図」
も忠実に再現
前掛けは同じく皆川月華
音頭取りや屋根方も忠実に
曳手の人たちも、先頭の旗持も。臨場感いっぱい。
楽しかった
10/23日〜10/27日までの「京の名工展」が、次にある。
少しだけの日にちだけど、また行きたい。
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