ここのところ、私生活で手がいっぱいで、
なかなかネットにまで手が回らず、苦しい…。
調子も上がらず、やる気が起きず…。
ネットの世界は、楽しいことで溢れていて欲しいのに、
どうも憂鬱なことがあって、それも気が重い。。
・・・・・・・
実は、スケートカナダから、トゥルソワのプレロテ画像を、
動画でスクショしたりしていて、
少しずつ、検証してみようかと思っていたところ、
動画ですでに上げている人たちがいた。
中国杯でボーヤンがリアル・ルッツを飛び、
(ハンヤンの3Lzもリアル・ルッツだった)
エテリ組のシェルバコワの「下で回る」フルブレ・ルッツが
よけいに目立ったからだろう、と推測。
動画だとエテリ組のプレロテが一目瞭然だし、
その上、それをあっさり検証している人がいて、
私の出番ではないかなと思っていたのですが…、
多少(スケートの規則に興味がない人に)需要があるかと思い、
遅ればせながら
自分なりに集めたスクショと動画を上げておこうか、と。
(私の場合は長くなりそうなので続くかもしれない)
選手を吊し上げるみたいで、動画を上げないという人もいるけれど、
そんなきれいごとはいやなので。。
何よりここまで問題になってるのだから、
検証するののどこが悪いのかなと思いまして…
あまり面白くない話なので
少し…
Photo Kishimotoより
https://www.kishimoto.com/
Yuzuru Hanyuで検索
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そしてやっと楽天に
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くれぐれも、この問題は選手が悪いのではなくて、
このように飛ぶように教えられているからだと思う。
強いて言えば、エテリ組(ロシア)が
プレロテを取り締まらない今のジャッジのルールの隙間を突いて、
この飛び方を発明(?)したのだと思う。
隙間のある(欠陥のある)ルールのせいだとも言えるかもしれません…。
エテリ組が世界中から検証されて、
ロシアが反発しているらしいですが…
ボーヤンとシェルバコワ
ray さんツイ
https://twitter.com/rayzorha/status/1193235122985635840
Jin Boyang & Anna Shcherbakova's 4Lz
(2019 Cup of China)
どんなに反論しても、同じ(4回転)ルッツだとは言えない…。
そしてこれ…超スロー
Cazruさんのツイ
Cazruさんのツイより
https://twitter.com/corszk1220
https://twitter.com/corszk1220/status/1193178054568267782
むしろボーヤンがどれだけ高く飛んでるねん、という感じですが…、
そもそもトウをついてないです。
軌道と、軌道に入る時だけアウトエッジで、
飛び上がりの瞬間は、いわゆるフルブレードになってる。
その上「下で回って」いる。
中国杯でシェルバコワのルッツがすべてアテンション(!)を
取られたのは、
プレロテ(Pre- rotation)を取り締まる規則がないから、
苦し紛れにエッジの間違い部分のみ、取ったと思われます。
アテンションでは緩すぎるし、
エラー(e)でもいいのでは、と思うくらいです…
検証されたり、批判されたりするのも仕方ないです。
(検証動画で、サトコもだろ?というコメントがあるが、
宮原選手はちゃんとアウトエッジで飛んでる。
回転不足はあって、URも取られている。
もちろん、同じエテリ組のトゥルソワも同じ飛び方です。
シェルバコワ選手が一番顕著ですが…
同じくCazruさんのツイ
https://twitter.com/corszk1220
4人の比較をしてます
左は知らない選手だが、次がトゥルソワ、そしてシェルバコワ、
一番右が羽生選手
Cazru ᓚᘏᗢ 11/22.23チケ求
https://twitter.com/corszk1220/status/1190242015285411840
4Lz…

構えはLzだけど…

飛ぶ前に氷の上で回転を始めている(下で回る)
前向きです

羽生さんが回転をし始める時、
女子はすでに下で一回転していると…
シェルバコワ、トゥルソワも
男子と女子とでは、同じ4Lzとは言えないです…。
もしくは、女子のルッツは、点数を(男子より)低くするとか、
違うジャンプと設定するべきと思うくらいです。
これを個性とか、こういう飛び方もある、女子だから、
というのは無理があります。
真面目にエテリ女子に対抗しようとして、
4Sを入れようとして、練習して、足を痛めた紀平さんや、
3Aを練習して負傷した、樋口さんや坂本さんなど、
日本女子が浮ばれないではないですか…。
それにリアル・ルッツを飛ぶ選手がいる以上…。
何度も言うが、選手のせいではないです。
このように飛ぶと教えられているからです。
トゥルソワのスケートカナダの4ルッツ
画像がブレブレなのは、
それだけトゥルソワ選手の動きが早いからです。

構えはこうしてルッツで…

飛ぶ前にすでに後ろを向いて…

完全に下で回ってます、
氷から離れる前に回転を始めてます
ただ、トゥルソワは、回転を始めるのがものすごく早い。
回転に入るスピードが超高速なので、体のバネがすごいのだと思う。
(だからと言って彼女の演技が美しいとは思えない…)
*羽生選手とのサイド・バイ・サイドの4Tも

踏切りに入る瞬間は同じでも

頭がすでに前を向いている

下で回ってからもう飛び上がっている
キャプチャするのがむつかしかったので、
こんな画像になりましたが
トゥルソワと飛ぶ時、羽生選手は一度目は失敗して転んでいる。
タイミングをはかるのがむつかしかったのだろう。
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ボーヤンは、シェルバコワ選手に対して、勇気があると褒めてる。
羽生選手もトゥルソワを特別なスケーターだと言ってる。
選手同士は、誰もが毎日の苛酷な練習をしていることを体感しているから、
互いをリスペクトしているのだと思う。
羽生選手はエテリ女子を研究している、参考にしている、
学びたい、とまで言ってるが、
彼は親ロシアであり、
そもそもエテリ組が羽生選手のジャンプを研究していることもあり、
4Lzを飛びたいと思っていることもあり
シンパシーがあるのだろう。
私は、羽生選手をそれほど神聖化していないので、
彼も世渡りが上手いな、と。
けれどももうひとつ、ただ褒めているだけではなく、
「見張っている」という意味も持たせているのではないかな…、
研究熱心な羽生選手なら、当然、
スローで見れば一発で分かる彼女らのプレロテ・フルブレードを
知らないはずはないから。
牽制の意味もあったのではないか、と…。
(ただの推測ですが)
あともうひとつ、
4Aを飛ぶ時の参考にしたいからではないかな、と思ってる。
4Aをを飛ぶために5回転の練習をしている、と言った時、
回転の速度を上げるため、と言っていたような気がする。
エテリ女子たちの回転速度の速さを取り入れたいのだと思った。
彼女らは、本当にジャンプに躊躇いがなく、体にバネがあるので。
つづく(久しぶり…出来るかな…)
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