春のワルツ 第3話 『星のない街』を観ました。
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やっと、島の暮らしに慣れてきたスホだったが、やがて悲劇が訪れる。
スホの父親、賭博師のチョンテの悪い噂が島に流れ始め、それが現実のものとなる。
突然島に帰ってきたチョンテだったが、島に居つくふりをしてウニョンの母親の金を奪って逃げてしまう。
ウニョンの母親へスンの貯めていた金は、ウニョンにソウルで手術を受けさせる為に、へスンが爪に火を灯しながら貯めた大切な金だった。
ウニョンはソウルで手術を受けないと、そう長く生きられないと島の保健所の医師から通告されていた。
へスンはチョンテを追って、ソウルに飛びチョンテを探し回る。
一方、島ではその情報が知れ渡り、スホは一身に迫害と嫌がらせを受けることになる。
思い立ったスホは小船に乗って島を渡り、父親からその金をとりもどそうと決心する。
或る雨の日、決行したがウニョンに見つけられ、来るなと忠告したがウニョンは海に飛び込みスホを追う。
仕方なくウニョンを小船に引き上げ海岸に戻ろうとしたが、流されてしまい。
気がつくと、知らない島に漂着していた。
島の年寄り夫婦に助けられ、ウニョンを家に帰してもらうようお願いして、一人でソウルに旅立とうと思ったスホだったが、なぜかソウル行きの船にウニョンも乗り込んできた。
仕方なく、二人でソウルの知り合いを訪ね歩くが、父親のいくえは判らず陽は暮れていった。
一方ウニョンの母親へスンは、心労と絶望で疲れ果て交通事故に逢ってしまう。
スホとウニョンは、まだ何も知らない・・・
陽が暮れた公園のベンチでウニョンは『ソウルには星がない・・』とつぶやく。
『ソウルは嫌いだ・・』と、『島に帰りたい・・』と
ウニョンはスホにあの歌を歌って欲しいと願う・・
“クレメンタイン”猟師が島を去った娘を懐かしむ歌だった。
ウニョンは一瞬眠りについた様に見えたが・・・
いっちゃんの追想録
このドラマで度々重要な場面に流される音楽と歌が“クレメンタイン”西洋の民謡ながら、日本では雪山賛歌として歌われている。
♪ 雪よ 岩よ 我らがやどり・・・
という歌からも判るように、山に登る男達の歌となっているが
こと韓国に渡るとこれが全く異質の歌になっているらしい。
先に記述したが、年老いた漁師が島を出て行った、娘のことをきずかう歌となっているらしい。
全く同じ曲で、違う歌詞が付いているのも面白いが・・・
どこの国でも出て行った子を気遣う、親子の愛情は変わらぬものらしい・・・

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