2003年 韓国KBSドラマ 『夏の香り』 第1話
この画像は全てダウンロード承認の壁紙を掲載しています
ソン・スンホン ・・・ユ・ミヌ役
数年前に最愛の恋人ウネを、交通事故で亡くし
傷心を癒す為に、イタリアに写真の勉強に発つ・・・・・
しかし、傷は癒えないまま韓国に戻ってきた・・・
ソン・イェジン ・・・シム・へウォン役
幼い頃はまともに走れないほど、心臓が弱かった・・・
しかし、数年前に心臓提供者が現われ移植手術を受け
現在は恋人にも見守られ仕事もフローリストとして
充実した幸せな毎日を過している・・・
リュ・ジン ・・・パク・チョンジェ役
へウォンの恋人・・・
彼女とは幼なじみで、経済的にも恵まれた立場にあり
ずっとへウォンの事を支え続けてきた・・・
ハン・ジへ ・・・パク・チョンア役
チョンジェの妹・・・
ミヌとイタリアで知り合い、ミヌを追いかけて韓国に帰ってきた。
以前からミヌを慕っているが・・・
しかしその間には、いてはいけない誰かが常にいる・・・
〜へウォンは幼い頃から心臓に異常を持っていた。
学校の校庭で、みんなが元気に遊びまわっているのを一人で恨めしそうに眺め、一人つぶやく毎日を送っていた・・・
大きくなって、まだ心臓が動いていたら・・・
一度でいいからかけっこをしてみたい・・・
雨の降る中、誰かと夢を見るような出会いをしてみたい・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
それから五年が経った・・・
なぜか、生花のフローリストとして、忙しく働いているへウォンがいる。
先輩の失態で、映画の撮影に間に合わない花かごを持って、街中を走る・・走る・・・
やっとの思いで届けた後、先輩の勝手なうぬぼれなど聞いている暇は無い、今日は恋人のチョンジェが海外出張から帰る日。
すぐさま、空港に出迎えに行く・・・
へウォンが空港に着くと、もう飛行機は到着しており次々と人が降りてくる・・・
と、不思議なことに見も知らない若い男性の顔を見て、はしゃいで迎えにいく自分がいた・・・
その上、その人とすれ違う瞬間、今まで経験したことの無いほど“心臓の鼓動が大きく響く”自分がいた・・・全く見も知らない人に・・・
迎えに来た当人の、チョンジェが近づいても気がつかないほど、動転しているへウォンがそこにいた・・・

リュ・ジン
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
へウォンとすれ違った相手は、ミヌ・・・
数年前に最愛の恋人ウネを交通事故で亡くし、失意のどん底に・・・
その思いを断ち切るため、イタリアに写真の勉強に出かけるが、いつまで経っても断ち切れない自分に腹をたて帰国する決意をして空港に降り立った所だった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
へウォンは久しぶりにチョンジェと一緒の時間を過す・・・
幼い頃から心臓の弱い子だったへウォンは、幸せなことに心臓提供ドナーが現われ、数年前に移植手術をうけ、子供の頃からの願いだった、普通の生活ができる体になっていた。
しかし、ドナーは本人には秘密にされる・・・
へウォンはチョンジェに『私の心臓は誰からもらった物だろう・・』と問いかける。
チュンジェは『あまり、気にしないで・・』となだめる・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

へウォンの先輩役(チョ・ウンスク)
へウォンとフローリスト先輩の2人で、山に花の写真を撮りに行くことになった。
自分勝手な先輩は、少し飽きてきたらすぐに山を降りようと言い出す・・・
花の写真が好きなへウォンは後から降りると、先輩を先に返して撮影に没頭する。
しかし、あまりに撮影に熱中するあまり危険な場所に立ち入る・・・
樫の木のクマ蜂の巣の近くに立ち入ってしまった・・・
たまたま、その場に居合わせたその山をよく知っている、男性に救われる・・・
しかし、またへウォンの心臓の鼓動が大きく波打つ・・・
その男性とは? ・・今から山頂まで上がろうとしていた、ミヌだった。

ソン・スンホン
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ミヌは気をつけて山を降りるようにへウォンに言い残し、一人山頂に・・・
ウネを亡くして以来、2人で登った山頂で彼女の想い出に浸るのが日課となっていた。
今日も、山頂で寝転びながら想い出に浸る・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
一方、山道に詳しくないへウォンは帰りに道に迷ってしまい、しかも斜面を踏み外して転げ落ち、足を怪我して動けない状態に・・・
たまたま、山を降りてきたミヌが見つけ介抱する。
今日は麓までは降りられないと判断したミヌは、嫌がるへウォンを山小屋に案内し、一晩の宿を取ることにする。
始めは警戒していたへウォンも徐々に打ち解け始める。
翌朝、もう外で朝日を眺めていたミヌの背後からへウォンが・・・
ミヌに声を掛けようと思っても、心臓の大きな鼓動が彼女に声を出させない・・・
2人で山を降りはじめたが、悪いことにまた雨が降り出す・・・
急いで大きな木の下で雨をやり過ごすことに・・・
その時へウォンは何気なくつぶやく・・・
“虎の婿入り”かしら・・・
それとも“きつねの嫁入り”かしら・・・
それをそばで聞いていたミヌは驚いて、へウォンの顔をみる!!!
それは、ウネとの雨宿りで偶然初めて出会ったときの
ウネとの会話そのものだったから・・・

ウネ役

0