2003年 韓国MBCドラマ 『チェオクの剣』
ハ・ジウォン ・・・チャン・チェオク役
捕盗庁(当時の警察)の「茶母(タモ)」(役所の下働きの女性)。
幼名チェヒと名づけられていたが、幼い頃と兄と生き別れる、聡明さと卓越した武術の腕をいかし、事件捜査で活躍する。
しかし、危険をかえりみず、危ない目に遭うこともしばしばあうことも辞さない熱血女性
イ・ソジン ・・・ファンボ・ユン役
捕盗庁の従事官(チョンサガン)を務めている。
正義感が強く、部下からの信頼も厚い指揮官で、沈思黙考ながら、実はチェオク以上の卓越した武術を会得している文武に優れた男。
キム・ミンジュン ・・・チャン・ソンベク役
民のために新しい国づくりを目指し、革命を起こそうとしている一団の頭領。
弱者を切り捨てない温情を示す反面、正義の名のもとには冷徹な一面も持ち合わせている。
パク・ヨンギュ ・・・チョ・セウク役
チョ・ジェヒョク ・・・チョ・チオ役
チェ・ヨンイン ・・・チョ・ナニ役
イ・ハンウィ ・・・ベク・チュアン役
舞台は17世紀の朝鮮王朝時代。
チェオクは幼い頃に家族を失くし、兄と生き別れになって、捕盗庁(当時の警察)の「茶母(タモ)」(役所の下働きの女性)として下働きをしていた。
彼女は、その知性とずば抜けた武術の腕ゆえに、茶母という身分でありながら、犯罪捜査の分野では大いに活躍していた。
そのチェオクが仕えるのが、地方長官の息子ファンボ・ユンだった。
彼は幼い頃から、チェオクを妹のようにかわいがり、二人は兄弟同然にして育ってきた。
しかし、かたい絆で結ばれた二人だが、互いに秘めた想いを胸に抱きながらも、二人の間には決して越えることのできない身分の差という壁があった。
ある時、都を中心に偽銭が出回る事件が頻発する。
ファンボ・ユン指揮のもと、事件の捜査に加わったチェオクは、事件の陰に存在する大規模な賊集団の実態があることを確信し、その正体を暴くため、潜伏捜査を試みる。
そこでチェオクが出会ったのは、自由を目指して革命を指揮する頭領ソンベクだった。
チェオクとソンベクは、敵対する立場にも係わらず、何故か二人は互いに心引かれていく。
チェオクはソンベクの人情味のある温情采配を目にしながらも、一面革命の為に行う冷酷な一面がどうしても理解できない。
しかし、最後には二人の決戦が待っていた。
チェオクはソンベクを必ず自分の手で息の根を止めると決意する。
しかし、ソンベクには判っていた、なぜチェオクがいとおしいのか・・・
そして、草原での二人の対決が始まった・・・

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