クッキ 第18話 『逆転』
前話で豊江製菓のチュテの陰謀にあって、苦境に立たされたテファ堂のクッキ達・・・
雨の中を購買者の苦情処理の前に、散々な目にあい立ち尽くす、クッキと従業員の惨状を見てサンフンが助けに入る。
やっと収集が付いたものの、長い間雨中に立ちつくした女子従業員のユンジャが高熱を出して急性肺炎で倒れた。
病院に運ぼうとしたが、運悪く外出禁止警報が鳴らされ運ぶことができず、クッキの機転でミングォンの家で治療してもらうことになった。
夜通しユンジャの看病をしていたクッキは、或る決意をする事に・・・
自分の力に限界を感じたクッキは、テファ堂を豊江製菓の下請けとして受け入れて欲しいとチュテを訪ねる。
一方、ミングォンは忙しい公務の合間を縫って、中村が元ソウルに所有していたという土地を台帳で調べていたが、とうとうその不動産をチュテが買い取ったことを調べ上げる。
ミングォンはクッキを訪ね、昔のヘジュの事は誰が知っているかとたずねサンフンの名前を聞く。
ミングォンはサンフンを訪ね、事の真相を聞きだそうとする。
しかし、勘のいいサンフンはその事によって、チュテの陰謀とクッキの父親の暗殺の陰謀の成り行きに気づく。
サンフンは一人で、テファ堂の新聞記事の真相を調べ始め、でっち上げの事実をつかみ新聞に謝罪記事を載せるよう手配する。
その一方サンフンは、ミングォンにクッキ周囲の驚愕の事実をすべて打ち明ける。
しかし、クッキのことを考えて表ざたにするなと言い残し、ミングォンは悩む・・・
クッキはユンジャが退院してきたおり、豊江製菓との下請け提携を、テファ堂の仲間達に初めて事実を打ち明けるが、テファ堂は自分だけのものかと泣いて反対される。
しかし、他になすすべもなく契約を決意したクッキは、最後にテファ堂の跡地に立ち寄る。
そこで、新しいビルの工事をしていた労働者がたき火をしていた燃え残り新聞をふと目にした。
それはユニセフの事業で世界の子供たちへの支援製菓商品の公募であった。
クッキはそれから豊江製菓を訪れ、先日の下請け提携はなかった事にして欲しいと要請し、チュテの脅しともつかぬ要請をけり店を後にする。
クッキはテファ堂に戻り、仲間と一緒に公募製品のサンプルを作り応募する。
審査の最終発表日、最終的に豊江製菓とテファ堂が残り、最終選考によってテファ堂が選ばれた。
チュテは衛生的に問題ありと異議を唱えたが、決め手となったのはサンフンが手配した新聞の謝罪記事であった。
そこには、テファ堂の製菓業務には問題なく、取り扱い上の不手際であったと謝罪記事が載っていた・・・・・
― 私 見 ―
クッキ 第18話は 『逆転』と題名が付いています。
これは何について逆転なのかとつらつら考えてみた。
今まで、悪党のチュテの豊江製菓にいいようにやられてきた、テファ堂が体制を立て直しての逆転か・・・
或いは悪事を尽くしてきたチュテの、成功するためには手段を選ばずやってきた事がついに破綻して滅亡に陥るのか・・・
クッキが下請け契約を口約束しながら、結果的には契約破棄をした事か・・・しかしこんな小さな問題じゃないでしょうね。
やはり、前の二項目が該当するか?
だとすると、これ以降はクッキの成功物語になるのか?
サンフンが途中言ったように、クッキは幼い頃から重荷を背負いすぎている、もういい加減その荷を降ろしてやりたい・・・御意ですね (^_^)
ところで、日本のNHKでは『逆転』と題名が付いていますが、韓国本土でも同じようにドラマ化された時に題名が付いていますが、こちらはちょっと違っています『首謀者の正体』となっています。
こちらの方がずばりそのものといった感じですね。

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