IgA腎症(CKDステージ3)予後比較的良好群
薬:ディオバンバルサルタン錠40r
食事:たんぱく質51g(17単位)、塩分7g、1500kcal/日 現在は特に食事制限なし
その他:カーヴスで週2回運動

2006/1/25  19:59

「少女マンガ第1回」/竹宮恵子「風と木の詩」  テレビ

23日午後11:00から3夜連続で、NHKBS2で「少女マンガ」と題して、竹宮惠子、里中満知子、木原敏江の3人の代表作3作品を特集しています。

1回目は、竹宮惠子の「風と木の詩」でした。すっごおくおもしろかったです。この作品を竹宮さんが20歳のときに構想していたことに驚きました。そして、実際に作品を発表するまでの7年間は「練習期間」だったそうな。言われてみれば、「サンルームにて」「変奏曲」なんて、まさに、でした。そうそう、「変奏曲」の原作者・増山のりえさんが、あれほど竹宮惠子に影響を与えていたとは知りませんでした。本、音楽、美術、などなど、竹宮さんに必要だと思われるものをどんどん吸収させていく増山さん。彼女無くして竹宮惠子は成らず。ましてや「風と木の詩」も成らず、だったんですね。増山さんも当初は漫画家志望だったそうですが、萩尾と竹宮を知って「さっさと筆を折りました。とてもこの2人には敵いません。」と語っていたのが印象的でした。花の24年組みの背後に、こんな歴史が…。

文化庁長官で臨床心理学者の河合隼雄氏曰く、「少女は、自分の中に(内界と言うらしい)複数の「少年たち」を抱えている」、ていう話がおもしろかったです。その少年たちが、時々ぽこ、ぽこっと表面に飛び出して来て本人を驚かせるそうな。そういうとき、こんなことは自分だけなのか、と不安になる。でも、人には聞けない。この作品は、そんな不安をぬぐってくれるんだそうだ。「竹宮惠子は、多くの少女たちを救っているんですよ」と語っていました。私も救われた一人なのか?まあ、実際に読んでいるときは、そんな難しいことは考えていませんでしたけどね。愛に対して一片の妥協も許さないジルベールの心が、ひたすら悲しくてねえ。お願いだから、何とかしてあげてよセルジュ!て思いながら読んでいましたね。あー、もちろんジルベールの“あの時”の表情も楽しんでいました、はい。楽しむというより、うっとりしていたというべきでしょうか(笑)そういえば、当時(高校生でした)、ある友人がそのシーンをわざわざ指差して「だめよ、だめよこんな顔しちゃ。。。」と、うっとりとつぶやいていたのを思い出した。そうなんですよ、一人でこっそり読むこともあれば、複数の友人同士で頭くっつけ合って読むことも多かったんです。

映像作家の萩原朔美さんは、寺山修司から薦められて読んだとのこと。確か、寺山さんは、コミックの第1巻にコメントを書いてましたよね。それもかなり熱烈に。萩原さん曰く「ジルベールとセルジュは、自分の中にそれぞれ持っている要素。だから、あの2人は2人で1人なんです」。

番組の中で、ストーリーも同時に語られるんですが(ジルベールの台詞は石田彰さんに読んでもらいたかったよー)、未だにジルベールが死んでしまうシーンにはショックを受けます。彼が、あんな子があのままで生き続けることなんて絶対にできない、て思いながら読んでいたので(おそらく大多数の読者がそうだった)、最後はある意味予期してはいたはずなんですけどね。いざとなると、どうしようもなく悲しくて...。河合氏や萩原朔美さんの言によれば、自分の中の少女な部分が死んでしまう、てことなのかもしれませんね。

「美しいものと邪悪なもの(ここの言葉はウロです)は、紙一重なんですよ」という河合氏の言葉が、ジルベールそのものを表現していて納得でした。

それにしても、ビデオに撮れなかったことは、一生の不覚。という訳で、引用した言葉は全てウロなんです。ごめんなさい。

NHKさん、お願いだから地上波での再放送を!切に、切にーーーー。
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