IgA腎症(CKDステージ3)予後比較的良好群
薬:ディオバンバルサルタン錠40r
食事:たんぱく質51g(17単位)、塩分7g、1500kcal/日 現在は特に食事制限なし
その他:カーヴスで週2回運動

2007/1/28  14:07

七係シリーズ その1『東京クルージング』  

by高村薫

このシリーズを読みたいと思った理由は、もっと合田が読みたいという気持ちはもとより、合田以外の七係メンバーに焦点があてられているのではないかという期待があったからです。先に言っちゃいますが、その期待は裏切られませんでした

★という訳で、今回のご注目:森義孝巡査部長(お蘭)、30歳

★事件の発端:
1月の雪の降りしきるある朝。京成上野駅の近くで、福岡から出張していた男性の死体が発見される。
電話でたたき起こされてからしばしうだうだしながらも、団地を出たらダッシュする合田が若いです。33歳9ヶ月ですよ、奥さん!(←誰?)『太陽を曳く馬』を読みながらだから、ホントに若いと思う。そして、三々五々集合してくる林係長も含めた七係のメンバーが、相変わらず変なヤツばっかりでステキ過ぎ。七係を初めて読む読者にも、要領よく的確にメンバー紹介をしてくれます。『マークス』でも印象的でしたが、こちらもいいです。

★登場時の七係メンバーの服装
合田雄一郎:ダスターコート、スラックス、スニーカー(色の説明はありませんが、100%白)
又三郎:桃色のダウンジャケット(どこのオカマかという色だった。と合田)
薩摩肥後:不明
十姉妹:目をむくような赤のダウンジャケット。しかも裏が黄色のリバーシブル。(「おい、あれを何とかしろ」と雪之丞にごちる合田 )
雪之丞:不明
お蘭:ジャンパー一枚の軽装
吾妻ペコさん:玉虫色に脂光しているいつものコート
捜査一課230名の中で最も口数が少ない男=合田と、全く私語を吐かない男=お蘭のコンビは不動ですが、今回は又三郎と雪之丞のコンビが新鮮でいいです。

★七係の特技=(黒い)かけ合い漫才
「ホトケ、ほしけりゃ、やるぜ」又三郎
「ホシを下さい」お蘭
他いろいろ。こういうところのセンスは、高村先生が大阪人だからなんでしょうね、きっと。電車内などの公衆の場で読んでいると、思わずにやっとしてしまうので要注意。

★合田関連
 「唖然とした」こと:
 張り込み中、お蘭が聞いていたウォークマンの中身。
「情緒安定コースの第三巻。聴きますか」とお蘭。
いや、私も唖然とした。その後「恥ずかしそうににやりとした」お蘭に、なぜか狂喜乱舞の私(爆)

 突っ込みどころ:
 「性格的に、不特定の人間にやさしくなれないのはともかく、やさしい気持ちを持てる特定の人間は欲しかった。そういう女を一人失った後は、なかなか代わりがいない」p273
おい、いるだろう、そこに!(爆)

サラリーマンを殺した犯人を見つけるために、そのサラリーマンの隠れた私生活を暴かなければならない状況に、「心底鬱々としたものを感じた」合田。毛利さんの警察本にも「被害者は丸裸にされる」という描写がありましたが、考えさせられます。自分が突然死んだ場合、とりあえずネットの「お気に入り」と履歴を消してもらえる友人を一人確保しておかないとな。でも、同人誌とBLCDはどうしようもないかなあ、と思う今日この頃。
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