IgA腎症(CKDステージ3)予後比較的良好群
薬:ディオバンバルサルタン錠40r
食事:たんぱく質51g(17単位)、塩分7g、1500kcal/日 現在は特に食事制限なし
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2007/5/25  21:36

『カラマーゾフの兄弟(1)』  

byドストエフスキー/訳:亀山郁夫 光文社刊

 自分のブログに、「ド ス ト エ フ ス キ ー」なんて言葉が載るなんて変な感じです。先に謝ってしまいますが、ドストエフスキーはもとより、ロシア文学を読むのは初めてです。自分の人生には、全く無縁なものだと思っていましたので、何の予備知識もありません。「図ったな、シャア!」でありますよ。それから、真面目な読者の方は、以下は読まないで下さい。


 ということを踏まえて、私の第一印象は・・・



 これって、ミステリー??



 だってだって、「著者より」というプロローグからして、何だか怪しい雰囲気ですよ。そして、本編では、カラマーゾフの3兄弟とその父親、下男一家(?)の生い立ちや、性格の違いなどがしつこく描写されていまして。これがまあ、何といいますか、こいつらの間に何も起こらない訳がないだろう、というくらい強烈な人達で呆れます。しかも男供がよくしゃべる。台詞だけで1ページ、2ページ当たり前なんて、信じられませんヨ。しかも、これがぐだぐだぐだぐだ(以下略)・・・。そんなこんなで読み進むうちに、何かが起こる予感がしてきます!というか、起こらない訳がない。まあ、とりあえずこの1巻では予感だけで何も起こらないんですけどね。

 著者曰く本編の主人公である三男坊のアレクセイがまだ出番が少なくて、何を考えてるのかよくわからない状態です。今のところ、この3兄弟の父親が、飲んだくれで女癖が悪くて言い訳ばっかりの最低野郎、てところです。言い訳ばっかり、という意味では長男のドミートリーもだけど・・・。

 それで、本来の目的だった、『評伝シャア・アズナブル』で引用されていた箇所は、意外にあっさりと登場してしまいました。医師の言葉だったんですねえ。ちょっと驚きました。でも、正直、こんなに早く出てきてしまったら、モチベーションが下がるなあ、と心配したんですが、それより、いったいこいつら何なんだ(カラマーゾフだ!・笑)、という思いの方が強くて、その後も意外にさくさく読めました。さすがに、長台詞および宗教関係は斜め読みしたところもありましたけど・・・懺悔。

 でも、あの部分を思い出して引用した、皆川ゆかさんが凄いと思いましたね。1巻を読み終えた時点で、私の中では既に忘却の彼方でした。この本の中では、比較的、さり気ない「一言」なんですねえ。それとも、これから先に何かの関わりがあるんでしょうか。

 それから、ロシア正教というのがカトリックやプロテスタントとは全く違う組織だということを初めて知りました。巻末の「読書ガイド」で翻訳者様がちゃんと解説して下さっていて、先にここを読んでから本編を読めば良かったです。2巻を読むときは、ちゃんとここを先に読みました。

 帯に、「流れ、勢いこそ『カラマーゾフ』の真髄だ」と書いてあるんですが、確かにそうかもしれないな、と思いました。何にしても、新訳に感謝であります。岩波版や新潮版では、絶対に読めなかったと断言できますから(爆)。ただ今順調に2巻目を読書中であります。
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