IgA腎症(CKDステージ3)予後比較的良好群
薬:ディオバンバルサルタン錠40r
食事:たんぱく質51g(17単位)、塩分7g、1500kcal/日 現在は特に食事制限なし
その他:カーヴスで週2回運動

2007/7/3  20:31

『カラマーゾフの兄弟(3)』  

byドストエフスキー/亀山郁夫訳 光文社刊

 とうとう事件発生です!

 と、その前に。アレクセイの尊敬するゾシマ長老が亡くなりました。ちょっとびっくりしたのは、長老の亡骸から腐臭がするということで大騒ぎになるところ。8月の盛夏に、何の処置もしないでベッドに亡骸を寝かせておいたら、腐臭がしない方が不思議だと思うんですが、どうも「聖人」であれば違うと信じられていたようです。ここで怖いのは、長老に敵対する神父さん一派というのが、ここぞとばかりに長老一派を非難して大騒ぎするところ。お坊さんの世界も、なかなか大変そうです。

 その事件ですが、3兄弟の父親フョードルが自宅で殺され、持っていた大金が盗まれました。そして疑いは、以前から女性関係で確執があり、「殺してやる」と公言してはばからなかった長男ドミートリーにかかります。実際に、フョードルが殺害された同時刻にドミートリーは現場に居合わせており、下男のグリゴーリーに重傷を負わせて逃げています。さらに、一文無しだったにも関わらず、直後に大勢の人間に大金を見せびらかしています。状況証拠は、ドミートリーにとっては不利なことばかりです。が、ドミートリーは、グリゴーリーを殴り倒したことは認めていますが、父親殺しについては無実を主張しています。

 実際の殺害時の描写がないので、ドミートリーが本当に無実なのかどうかはわかりません。でも、彼はやってはいなさそう。確かに、浪費癖はあるし、嫉妬深く、言い訳がましい男ですが、根っからの悪人ではなさそうです。あんなにお金にはだらしがないのに、馬車賃を貸してくれたり、彼を大好きな友人がいたりするんですよ。どことなく憎めない、というタイプの人みたいです。だとしても、絶対に関わりたくない種類の人間ですけど(笑)。とは言っても、もしドミートリーが本当に無実だとしたら、それはそれで立証されてほしいとは思います。

 1巻から気になっていたんですが、この物語は、始まりからドミートリーが捕まるまで、たった3日間しか経っていないんですよねえ(読書ガイドでも確認)。3日間の話に、1巻=431p、2巻=467p、3巻=507p、合計ページ数 1,405p!!!すごっ・・・。でも、意外に面白いです。

 予審判事と検事補の尋問を受けたドミートリーは、結局容疑者として護送されるところで、4巻へ続く。でも、まだ4巻の翻訳は出版されていませんので、ここでしばらく休憩です。
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