2007/4/21 21:58
『王の男』 映画
珍しく新作レンタルしてしまいました。しかも1泊。さらに、映画が観たかった、というより「吹替え」が聴きたかったという、作品ファンからは石を投げられそうな理由です。
誰がどの役とは、敢えて言うまい。
↓
堀内賢雄
森川智之
石田 彰
セルDVDのコレクターズ版には、この3人の顔出し座談会が特典映像に含まれているそうです。売る方は必死なんだな、と思ったり。
吹替え、素晴らしく良かったです。期待以上でした。賢雄さんの「遊ぼ」は、タイミングといい息の抜き方といい、本当に「へ?」とさせられました(笑)。森川さんの声って、いつも不思議だなあと思うんですけど、いつでもどこでも耳に心地良いんですよねえ。それでいて凄く存在感があるというか、目立つというか・・・。今回も、沢山しゃべっててものすごい早口なシーンもあるのに、ホントに気持ちがいい声です。
で、やっぱり石田氏なわけですが(笑)。役柄上、素のコンギル、演者としてのコンギル、といろいろな声が聴けて嬉しかったです。コンギルが女形を演じるときの声は、艶っぽくてかなりやばかったです。でも、ベスト・シーンは、酔っ払ったところをチャンセンに介抱されながら「嬉しい。全部嬉しい」(←こんな感じの台詞だった)って言うところ。
この3人だけでなく、他の声優さん達も凄く良かったですよ。特に、最後の京劇仕立てのお芝居で、おめかけさんの一人を演じた方は、京劇の女形さんの発声していたのに驚きました。クレジットがないから、どなたかは不明なんですが。何にしても、1泊というのは慌しくてよくないですね。
映画も良かったです。映像も綺麗でしたし・・・。でもね、やっぱりもったいない。イ・ジュンギという稀有な素材を活かしきれてない。ヴィスコンティを観まくった(元)耽美映画好きとしては、あれだけの素材を前にして、ああもあっさりした扱いというのが信じられません。もっとがっつり撮ってほしかったし、観たかったな。京劇の女形をやらせたのは、個人的にはマイナス。どうしても『さらば、わが愛/覇王別姫』での永遠の虞美人、レスリー・チャンとかぶっちゃいました。ああ、また観たくなってきた・・・。
*****
さ、明日は『電王』ですね。鈴村さんが楽しみです。
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誰がどの役とは、敢えて言うまい。
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堀内賢雄
森川智之
石田 彰
セルDVDのコレクターズ版には、この3人の顔出し座談会が特典映像に含まれているそうです。売る方は必死なんだな、と思ったり。
吹替え、素晴らしく良かったです。期待以上でした。賢雄さんの「遊ぼ」は、タイミングといい息の抜き方といい、本当に「へ?」とさせられました(笑)。森川さんの声って、いつも不思議だなあと思うんですけど、いつでもどこでも耳に心地良いんですよねえ。それでいて凄く存在感があるというか、目立つというか・・・。今回も、沢山しゃべっててものすごい早口なシーンもあるのに、ホントに気持ちがいい声です。
で、やっぱり石田氏なわけですが(笑)。役柄上、素のコンギル、演者としてのコンギル、といろいろな声が聴けて嬉しかったです。コンギルが女形を演じるときの声は、艶っぽくてかなりやばかったです。でも、ベスト・シーンは、酔っ払ったところをチャンセンに介抱されながら「嬉しい。全部嬉しい」(←こんな感じの台詞だった)って言うところ。
この3人だけでなく、他の声優さん達も凄く良かったですよ。特に、最後の京劇仕立てのお芝居で、おめかけさんの一人を演じた方は、京劇の女形さんの発声していたのに驚きました。クレジットがないから、どなたかは不明なんですが。何にしても、1泊というのは慌しくてよくないですね。
映画も良かったです。映像も綺麗でしたし・・・。でもね、やっぱりもったいない。イ・ジュンギという稀有な素材を活かしきれてない。ヴィスコンティを観まくった(元)耽美映画好きとしては、あれだけの素材を前にして、ああもあっさりした扱いというのが信じられません。もっとがっつり撮ってほしかったし、観たかったな。京劇の女形をやらせたのは、個人的にはマイナス。どうしても『さらば、わが愛/覇王別姫』での永遠の虞美人、レスリー・チャンとかぶっちゃいました。ああ、また観たくなってきた・・・。
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さ、明日は『電王』ですね。鈴村さんが楽しみです。

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