こんばんは。今日は汗ばむくらいの晴天でした。
みなさんはいかがお過ごしでしたか?
<W杯日本代表>
来月9日に開幕するドイツW杯に出場する日本代表23名が発表されました。大卒プレーヤーは、坪井選手(福岡大卒)、巻選手(駒沢大卒)が選ばれました。巻選手とは2000年の関東選抜チームで一緒になったこともあり、他大学ではありますが嬉しいですね。
とにかく前大会はホームであり、有利な条件での戦いでした。今大会は完全なアウェー。その状況でどの程度戦えるのか、興味津々です。
6月〜7月は寝不足の日々になるでしょう。
<歴代ベストイレブン>
わたしが明治大学体育会サッカー部の指導者として関わるようになってから、今年で13年目を迎えました。W杯のメンバーと比較すると・・・。
ですが、卒業生で構成するベストイレブンを選びましたので紹介します。
H梅田 J長谷川
G丸田
I宮沢 E内田 F浅利 D牛鼻
C戸川 A石井 B河口
@塚本
システムは、サイドバックに本格的な選手が少なかったため、3−5−2を採用。各ポジションで求められる特徴を発揮できることを重要視しました。
(解説)
<GK>
塚本秀樹(96年卒/国見→経営→アビスパ福岡→アビスパ福岡コーチ)
1年生からレギュラーとして活躍。ユニバーシーアード代表には最終選考で漏れた。2部リーグ時代にベストイレブン。3年時に一部復帰の原動力となった。
<DF>
石井 豊(95年卒/浦和学院→文→鳥栖フューチャーズ→東京ガス→FC東京強化部)
2年生からセンターバックとして活躍。4年時に一部復帰に貢献し、2部リーグ・ベストイレブン選出。現在はFC東京のスカウトとして全国を飛び回っている。
河口真一(00年卒/国見→農→アビスパ福岡→現ユニ・チャーム勤務)
長身のセンターバックとして1年生からレギュラー。4年時にはユニバーシアード代表キャプテンとして活躍した。現在は企業人として活躍の場を移している。
戸川健太(04年卒/東京ヴェルディユース→政経→東京ヴェルディ1969)
1年生からセンターバックとしてレギュラー。4年時にはユニバーシアード代表の副キャプテンとして、明治大学体育会サッカー部初の世界一を経験するとともに2連覇に貢献した。また、関東大学選抜には3年連続で選出された。
<MF>
牛鼻 健(00年卒/鹿実→文→アビスパ福岡→YKKAP)
右サイドの快速MFとして、各大学に恐れられる存在だった。4年時には全日本大学選抜に選出された。現在もJFLで活躍している。
内田利広(95年卒/国見→農→名古屋グランパス→C大阪→国見町役場)
94年の一部復帰の立役者。怪我に泣かされた大学時代だったが、持ち前のリーダーシップでチームを引っ張った。Jリーグでプレー後は母校・国見高の指導者として活躍している。
浅利 悟(97年卒/武南→政経→東京ガス→FC東京)
類まれな身体能力を活かして、一部復帰後のチームを支えた。関東大学選抜の常連だった。卒業後は東京ガスの社員としてプレーし、Jリーグ入りを果たしても社員プレーヤーとして活躍を続けている。
丸田宗寛(98年卒/国見→経営→東陶機器)
4年時にキャプテンとなり、一気に才能が開花した。一部リーグでアシスト王を獲得し、ベストイレブンにも選出された。梅田とのコンビは素晴らしいハーモニーを奏でた。
宮沢克行(99年卒/武南→農→浦和レッズ→アルビレックス新潟)
最も愛すべきプレーヤー。ピッチ内外で常に魅力的な人間だった。3年時にユニバーシアード代表。4年時のリーグ戦ではキャプテンとして、最終戦で勝てば優勝というところまでチームを引き上げた。また、このリーグ戦で明治初のMVPを獲得した。
<FW>
梅田直哉(01年卒/広島皆実→文→サンフレッチェ広島→浦和レッズ→湘南ベルマーレ)
長身ながらしなやかなプレーが持ち味。1年時にリーグ戦で得点王・ベストイレブンを獲得。釜本氏、田嶋氏以来、3人目の1年生得点王だった。3年時には河口とともにユニバーシアード代表に選出された。
長谷川 満(01年卒/大野→商→YKKAP)
このベストイレブンの唯一の一般生入部プレーヤー。2年時からレギュラーとなり、3年時には全日本大学選抜にも選出された。4年時にはキャプテンとしてチームを引っ張った。JFLでも大活躍している。
いかがでしたか?
ここでは取り上げられなかったプレーヤーの中にも素晴らしい卒業生がたくさんいます。現役プレーヤーもこうした先輩達が築いた歴史の上に立ってプレーしているのです。そうした点を忘れずに日々精進して欲しいと期待しています。
それでは!!

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