今週は、ミシンから少し離れ
依頼のあったデザインの仕事にかかっていました
デザインをして、絵を描くことは好きですね
ちなみに、幼い頃の、将来なりたい職業は
バレリーナ(笑)、歌手(もひとつ笑)
そして絵描きさんでした・・・
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現役時代、全国各地、ときには海外にも渡り
あらゆる企業のユニフォームを企画する仕事をしていた
それまで手がけていた通常のアパレルメーカーでの
婦人服の企画とは趣が違ったが
楽しくて楽しくて仕方がなかった
色んな職種の企業を訪問してリサーチをし
ユニフォームのデザインを考え、絵を描き
企画書を作り、プレゼンテーションをし
サンプルを作ってまた、訪れる
殆どはコンペだったけれど
規模も、プレッシャーやリスクも
大きいほど刺激があって面白かった
億単位の売り上げを、競合相手と競い合うのだ
今振り返っても、自画自賛したくなるほど
ハードな仕事を無難にこなし、成約率は高かった
記憶に残るコンペはいくつかあるが
その中でも故郷のメインバンクの仕事が
決まったときの気持ちは格別だった
新聞にも大きく取り上げられ
いわゆる故郷に錦を飾ることができ
両親にもやっと孝行ができた
しかし、親よりも先に、そのことを報告したい人がいた
小学校を2年づつ
持ち上がりで担任してくださったお二人の先生
中でも I先生とは、忘れがたい思い出がある・・・
小学校3年の夏、絵の授業で
私は校庭に咲く紅い鶏頭の花を描いた
時代にそぐわないせいか今は
あまり目にすることのない大きな鶏頭の花
決して綺麗とは言いがたいが、私はこの花が好きだった
誇らしげに首を上げ
太陽に向かう姿が眩しかったのかもしれない
その力強さを、私は少しデフォルメした形で
画用紙いっぱいクレパスで描いた
I先生はその絵を誉めてくださり
授業参観に飾りたいから仕上げてきなさいとおっしゃった
私は喜んで家に持ち帰り、夢中になって絵を描いていた
そのとき、母が言った
『バランスがおかしい 描き直しなさい』と・・・
母は子供の頃からの、いわゆる優等生で
その頃は子供の目から
どの友だちのお母さんより美しく知的に見えた
自慢である反面、自分自身を
【醜いアヒルの子】と認めざるを得ない
存在であったことも否めない
その頃の私は、そんな母に
抵抗することなどできなかった
しぶしぶ描き直した絵は、深夜にやっと完成した・・・
翌日、絵を見られた先生は
『描き直したの?何で??
あっちの方がよかったのに・・・』
絵を両手に持ち、悲しそうな、怒っているような
残念そうなそのお顔は、今でも脳裏に焼きついて離れない
教室の後ろに絵を張られている
先生の姿がとても淋しそうに見えた
大好きな先生に嫌われてしまった・・・
そんな思いがあふれてきた
その後ろ姿はかすんで、すぐに、見えなくなってしまった
私は、この時の思いを告げ
そしてお礼を申し上げたかったのだ
あの日を境に、あの悔しさや悲しさを教訓にし
『自分の信じるままに』という不言実行の精神を
貫く姿勢が培われたように思う
リスクの高い仕事を与えられたとき
いつもこのときのことが頭をよぎった
そして、悔いの残らぬよう、自分の信じるままに企画をした
何より、あの時、私の絵を認めてくださった
先生のお気持ちがうれしかった
それが自信に繋がったのだ
そして、それに応えられなかった
自分自身の弱さを、わびたかった・・・
鶏頭が咲く今のこの季節、そして正月
私は先生に近況をご報告しているが
いつもかえってくるのは、当時と変わらない
丁寧な筆圧の美しい字でしたためられた、控えめな文章と
優しいお言葉なのである
たくさんの教え子を送り出された先生だが
ご自身のお子様には恵まれることなく
ご主人とお二人、四国の片田舎の小さな町で
のんびりと畑仕事などを楽しまれつつ
静かな毎日を送っておられる
いつも気に掛けてくださる息子を連れて
時間のあるときに、いつか伺いたいと思っている・・・
とうとうやってきました
子供がやたら早起きをして
休日も出歩かなければならない夏の日々が・・・
私も比較的夏は好きなので、冬ほど苦痛ではないのですが
それにしても疲れを知らない子供とのお付き合い
結構疲れます・・・
休日は、いつもこの子とお出かけです(^^;
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最近、このサイトに来ていただくようになったお客様に
非常に教育熱心でIQレベルの高そうなご家庭の
奥様がいらっしゃるのだけれど
10年以上、ご子息出身の小学校で
読み聞かせをされているそうだ
私にも読み聞かせの大切さをお教えくださった・・・
近所に住む恩師から
お孫ちゃまの読み終わった絵本をたくさん頂戴したり
私も自分の気にいったものを買ってきたりして
案外子供の蔵書(?・笑)は多い
顔色を見て、隙を見つけるとすぐに本を出してきて
膝の上に座りに来る
よほど、本が好きなんだな・・・そうは思うのだが
こちらもゆっくりしたいので
適当にあしらってしまうこともあったりする
本を読んであげると、想像力や記憶力が育つ・・
というのもあるが、一番いいのは
膝に座って接することで、温かみや愛情を感じ
子供が安心し
また、明日から外で頑張ることができるのだ・・・
というその方の言葉を聞いて
ああ、そうだったのか・・・と、少々反省した
お気に入りとは言え1日中
たくさんのお友だちと接する保育園での共同生活は
楽しい反面、子供なりに
頑張っている部分もあるのかもしれない
やたら家の中では甘えん坊なので
どうしたものかと思っていたが、甘えを認めてあげることも
案外大事なのかもしれない・・・
いや、むしろ親のほうが
頑張っている子供に甘えている部分があるのかも・・・
そう思うと、小さな肩や
頑固そうな後姿が妙に愛しく思えてくる・・・
あのイチロー選手は、すでに少年時代から
野球人として活躍する将来の自分自身のための
体作りに徹し、野菜を食べず
おかずはお肉しか食さなかったという
お母様はこんなイチロー少年を心配したが
お父様は、とにかくその姿勢を尊重した
家計はそれほど裕福なものでもなかったらしいが
チチロー氏は、自分は食べなくても
イチローさんのためのお肉を欠かしたことはなかった
ある日、家計が尽き
お母様は違うおかずを夕飯に出した
イチロー少年は相変わらず、頑固に徹し
『肉しか食べない』と言い張って
食事を口にしようとしない
お母様は情けなさ、心配
腹立たしさで泣きながら怒り出す・・・
さて、どうしたか・・・・・
結局、お父様がお金を工面し
お肉を買ってきて食べさせたというのだ・・・
【親ばか】と言ってしまえばそれまでかもしれない
でも、ここまできたらお父様も立派なものだ
単なる我儘ではなく、すでに将来を見据え
計画を立て、努力をし、実行している子供の姿に共鳴し
その力を信じ、全面的な協力を惜しまなかった
確かに野菜を採らなければ体にも悪いかもしれない
でも、自分の信じたことを実行できたと言う自信が
心の栄養に繋がるのだ
それがエネルギーとなり、また子供自身も夢に
向かって明日から頑張ることができるのだ・・・
というようなことをチチロー氏は言われていた
只者ではない子供の親
これもやはり、只者ではないんだな・・・
この、ものすごいリスクの張り方、やっぱり親子だな〜
それまであまり、チチロー氏のことを知らなかったし
興味もなかったが、その逸話を聞いたとき、そう感じた
どこまでのこだわりを許すのか・・・
この駆け引きは、面白いけど難しい・・・
なかなか敵も手ごわいですからね(笑)
まあ、今年は酷暑のようなので
チビにお付き合いして倒れないよう
(洒落にならないですよね・苦笑)
私もせめて、栄養補給、睡眠補給
体力温存に努めることに致します・・・(笑)
昨年、竹久夢二美術館で買ったオルゴールを
久しぶりに聴いてみました
素敵な曲を、綺麗な音色で聴くと、
ほっとしますね・・・
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先日、ある場所で
ストレスの解消法は?と聞かれた
割とストレスは溜まらない・・・というか
あまり溜めない方だと思うので、改めて方法を考えてみると
このH・P作りはかなりストレス解消法になっているな
・・・と感じた
また、好きな音楽を仕事中に聴くことができるし
お気に入りのコンサートも
年に2、3度程度とはいえ行くし
この前のように絵を見に行くこともある
この前、美輪明宏さんが
『人間には必要無駄が必要なのよ』
とおっしゃっていた
要するに絵や音楽、文学など
生命を維持するために必要な、衣食住の最低限以上の
【感性の部分】【無駄】のこと
それが、自分自身を形成する
大事な部分になるということらしい
いい意味での自己形成に役立っているかどうかはともかく
私の場合、むしろ必要無駄の方に
重きを置く生活をしているから(苦笑)
ストレスは溜まらないのだろう・・と思った
ついでにお金も溜まらないが・・・(涙)
このオルゴール
手のひらに乗せて余るくらいの大きさなのだが
結構音がよく、木でできていてとても可愛い
ホタルブクロのお花の中でおかっぱ頭の少女が
気持ちよさそうに眠っている
『今宵は月も』からの部分がないのは残念だが
(多分、大きさの加減であろう)
右の小さなハンドルを手で回しながら
好きな速さで聴くのである
この宵待草、オオマツヨイグサ、月見草の
別名で呼ばれているが
生態系の変化で無くなりつつあるとだいぶ前に聞いた
確かに私が小さい頃などは、原っぱや土手や
田んぼの畦道にいくらでも咲いていたのに
最近では見かけることがない
夏の土手といえば、アザミの花や、鉄砲百合
鬼百合もよく見かけた
夏の風物を歌った唱歌にはいい曲が多くて
郷愁を誘われるものが多い
・・・・多分、小学校に上がる頃だったと思うが
母が通販のオルゴール人形を買ってくれた
(・・・というより、自分自身の為に
買っていたのではないかと思うのだが・・・)
【支那の夜】の人形はピンクのドレスで
【月の砂漠】の人形のドレスが青
母はどちらを買うか随分迷っていた
結局【支那の夜】が、売り切れていた為
【月の砂漠】になった経緯まで覚えている
何故かと言うと母の選んでいるときの様子が
余りにも真剣で、浮き浮き楽しそうだったからだ
あの人も、必要無駄で生きているような人だった・・・
(って、まだ生きている・・ていうか
今、隣の部屋にいるっつーの)
この【月の砂漠】もかなり好きな曲だ
この音をよく聴き
らくだに乗った王子様とお姫様を想像しながら眠った
音楽を聴くことは
想像力を高めることにも繋がるのかもしれない
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絵の展覧会も、しばらくの間は
その世界で楽しむことができる
先日のゴッホ展
興味深いゴーギャンとの関係や
其々の場面でのゴッホの気持ちを探りながら
絵を照らし合わせて観ていると、かなり楽しめる
ここから、また、ゴーギャンを初めとする
ゴッホに関わった人の絵を、調べ、観ることで趣味が広がる
大きな展覧会は嫌いだといいながら
モディリアーニ、ピカソ、ダヴィンチ、印象派の画家展
日本人では小倉遊亀さんなど、好きな作家のは
結構観ているかもしれない
昔、職場があった三条烏丸から、駅のある四条へ帰る途中
【モンシェリ】という地下に降りてゆく喫茶店があった
数年前、久しぶりに覗いてみたら
まだ営業されていたので今もあるかもしれない
細身で知的な感じの美人ママが
『いらっしゃいませ。お疲れ様でございました』と言って
仕事帰りの営業マンを明るく迎えていた
すごく感じがいいのと、憧れとで
まだ若かった私もちょくちょく訪れた
ふと壁を見るとモディリアーニの
【黄色いセーターの女】の絵が掛けられていた
『この絵は、このママに似ているな・・・』と思った
小倉遊亀さんの絵は
しっかりとしたデッサン力があるのに
少しいびつとも取れるような輪郭のラインで描かれ
対象物の選び方もお茶目を感じて好きだ
嫌味のない色使いにも惹かれる
中の絵を入れ替えられる金の額に入った画集を持っていて
四季折々、絵を替えて楽しんでいる
どうしようかと、もう、何ヶ月も悩んでいる買物があって
クラシック音楽を聴きながら
世界の美術館巡りができるという
セットになったビデオなのだが
割とまとまった金額になるので、切抜きだけを机に置き
ずっと放ってある
はっきり言って、クラシック音楽も有名な画家の絵も
つい最近まではまったく興味がなかった
『お高くとまっている』風なイメージが先行し
むしろ嫌味な世界だと思っていた
でも、生きているうちに賞賛を受けられたのは極少数で
それぞれにドラマがあり、生きる苦労があり
もがきながら好きな絵や音楽を表現していたことを知り
なんだ。そうだったのか・・・と
等身大で観られるようになった
そして、本物はいい!やっぱりいい!
冷たいビール片手にジャージー姿で寝転んで
癒される静かな音楽を聴きながら
好きなヨーロッパ各地の風景を眺め
本物の芸術作品を鑑賞できる・・・
こう考えれば、決して高い買い物ではないのかも・・・
そう思いながら新聞の切抜きを再び手にし
溜息をついてはまた戻している・・・
大阪で開催されているゴッホ展も18日までとなった
もうすぐ連休に突入するし
明日は午前中用事があるし・・・
今日しかないか!と思いたって
朝、登園の帰り、そのまま京阪電車で淀屋橋へ・・・
大阪に来るのも久しぶり・・・
数年前まで毎日職場に通っていたが
久々に訪れた大阪は
やはり人や車の動きが早い
皆せわしなく歩いている
特にこの界隈は、古い大きなビルディングが多く
大きな水路もあり、頭上を高速が走り
飛行機もまじかに飛び・・・
『いったい何処に迷い込んだんだろう・・・』
と思うような無国籍感にもあふれている・・
少しオノボリさんよろしくデジカメ片手に
景色を撮ったりしてみる事に・・・
有名な中ノ島公会堂という
とってもレトロで素敵な建物があるのですが
周りが今、工事中で背景がいまいちだったので
取れなくて残念・・
東京の隅田川のように水上バスが出ていて
いつもと違う目線で
川べりの風景を眺めるのも楽しいんですよね
こういう川べりのキレイな公園に必ず見かけるのが
青いテントを張ってここで生活をされているh・lさんたち
・・でも、こんな景色も私はかなり好き・・・
さて、お目当てのゴッホ展
平日の午前なのに、なんで?!
と思うような人・ひと・ひと・・・
この時間帯にゆとりのある割と年配の方が多いかな・・・
有名な【夜のカフェテラス】や【黄色い家】
ブルーとイエローの配色がとてもキレイ
私は、並んだり、人の多いところに居ることが
どうしてもできないたちなので
こういう有名な作家の絵画展にはあまり足を運ばないし
どうしても見たいときは
できるだけ空いていそうな時を見計らっていく
人の頭の隙間から、背中を押されつつ
せわしなく眺めないといけないのは、とてもつらい・・
じっくり鑑賞できないのが残念だが
本物の色やタッチを観れるんだから
まあ、よしとしときましょうか・・・
ゴッホの絵が特別に好きなわけではないのだが
この人の場合は、プロフィールに惹かれるから・・・
意外にも純粋な望みを持った
画家としてはかなり出発の遅かった、そう若くない青年
結局は悲しい最後を遂げることになる
生き方の下手な一人の男性が
どんなタッチで、どんなものを描くのか・・・
そこのところに興味を持ったから
どうしても観ておきたい・・・と思ったのだ・・
数点お気に入りを見つけた後いよいよ終盤というときに
人が多くても、隙間からしか観られなくても
背中を押されても
釘付けになってしまった一枚の絵に出合った・・
【夕暮れの風景】・・・
私も夕暮れの景色は好きだが
ゴッホも好きだったそうだ
亡くなる少し前の作品という注釈が
効いているせいもあるのだろうが
色の美しさと、溢れ出る何ともいえない力強さ
もやもや感、寂しさ、品のよさ、無言のメッセージ
力量等々を感じ
しばらくそこを離れることができなかった
こんな力強い絵を描ける人が
亡くなる必要などないのでは・・・と思い
人事ながら無念だった・・(涙)
さて、出口付近には、ゴッホグッズの山が・・・
およそ商業主義とは無縁のゴッホの作品展で
この絵をモチーフにした手帳や、ポストイットや
クリアファイル、更にネクタイに、マグカップ
傘まで売られているのは如何なもんか・・・
ご当人のゴッホさんも
あの世で苦笑されていることだろう・・
それとも生きているうちに
やって欲しかったと思っているだろうか・・・
しかし、こうして商品にしてみると
意外にも決まる・・・というのか
やはりブルーとイエローの配色の美しさや
構図のデザイン性がいいのだろう・・・
私も黒地にヒマワリのTシャツや、一筆箋
金色の割と凝った額縁に入った絵など、かなり悩んだ挙句
結局、本日の目録だけを購入し、出口に向かった・・
なんでや 苦笑・・・
まあ、選びきれなかったということでしょう・・
で、会場を出て、入り口の売店
(ミュージアムというのですか・笑)の前に行くと
さっきほど人は居ず、さっき以外のゴッホさんの商品や
それ以外の画家の商品が売られていて
さっきあんなに迷っていたのに、何の躊躇もなく
大好きなピカソのマグネット2点と
母と子の絵を買ってしまった
いや、実はピカソは大好きなんです
あの肩の力が抜けたタッチの線画、デザイン性
華やかでカワイイ色のセンス、風刺の精神
お茶目な雰囲気が、数年前、奈良のピカソ展に行って以来
トリコになってしまった
こんなにもピカソにハマルとは
それまで予想もしていなかった・・・
で、ランチとコーヒーをオフィス街の店で取って
2時ごろ帰宅し、続きのお仕事にかかりました
でも、今日の大阪は梅雨が上がったかと思うような
カラッとした暑さ(暑すぎ!)で
30分ばかり横にならないと
まったくエンジンがかからない状態でした
外にいるときは思い切り元気なんですがね・・・(苦笑)
京都は連日、蒸し風呂状態・・・
以前住んでいた近所の生地屋の奥さんに頂いた
【ルリマツリ】の花がせっかく咲き出したのに
雨に濡れてしょぼしょぼです・・
こんなときは、日記の内容も
何だかまとまりのないものに・・・って
いつものことですか?(笑)
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今日、知人とメールで歌の話しをしていたら
流れで小椋圭の名前が出た
私は初期の頃の【しおさいの歌】【白い一日】
などが好きで、あと、あまり聴かれないが
(作曲は渡辺岳夫さんらしい)かなり好きな曲があり
それは【大いなる旅路】と言う
これは昭和47年【鉄道100年】を記念して作られた
TVドラマの主題歌なのだが
私はこのドラマの内容をどうやら
完全に履き違えていたようなのだ・・・
私が覚えているのは、緒方拳主演で、
氏はシャツの仕立て屋の主人であり
いまいち売り上げが伸び悩んでいた
そこで考案したのが色つきのシャツ
『そうだ・・・』と言ってひらめいたまだ若い緒方拳の顔や
色つきのシャツ
(回りくどく言わなくても
要するにビジネス用のカラーシャツ)が
バシバシ売れていった経緯まで鮮明に覚えていて
確かスポンサーは
『この〜木何の木、気になる木』だったはずだ
念のため検索したら
原田芳雄主演の鉄道員の話らしい・・・
う〜ん・・では、あれはいったい何だったんだ???
もし、ご存知の方がいらっしゃれば本気でメールを頂きたい
どうでもいいことなのだが妙に気になる・・・
だいたい小さい頃から
こういうサクセスストーリー物が大好きだった
究極は【細腕繁盛記】
キレイな筈の富士真奈美が汚れ役で
牛乳瓶の底メガネをし、主人公の新珠美千代を
『加代、おみゃ〜!』と言って
イジメる例のやつなのだが
加代が少し離れた温泉に旅館の客を連れて行くとき
客同士の会話を背中で聞きながら
温泉に到着したときには
客の名前を全部、覚えてしまった回など
やたらとはっきり覚えている
多分、何か企画をしながら
自分の城を持って仕事がしたい・・
こういう気持ちはずっと昔からあったんだろう
それはともかく、小さい頃好きだったけど
何かわからない気になる物・・・
というのは、結構あって、つい先日判明したのが
『知らなかったよ。空がこんなに青いとは〜♪』
という歌のことだ・・・
小学校の頃、放課後
ドッジボールなどをして残っていると
いつもコーラス部の人達が歌っていて
いい曲だな・・・と聴いているうちに覚えてしまった
最近、子供を寝かしつけるのに
よくこの曲を歌うのだが
子供もこれを聴くと安心するのか
すやすやとよく眠ってくれる
【検索】というのは、便利かつ凄いものだと思う
先日の【特捜最前線】でも思ったが
みな、其々に色んな思い入れがあり
H・Pに、それを書き記し、同じ思いを持つ人が
???を解明する糸口にしたり
さらに踏み込んで交流したりもする・・・
この歌は【空がこんなに青いとは】という曲名らしく
なんと作詞は、最近よく聴いている70年代シリーズの
郷ひろみなどにも詩を提供していた
あの岩谷時子さんだというから、驚いた
2番まで鮮明に覚えているが
詩も全部H・Pに載っていた
70年代は、高度成長のしわ寄せで
公害の弊害が注目された時代でもあり
この歌はそんな世情に問題提議した
映画の主題歌だったようだ
ところで記録映画というのは、今もあるのだろうか?
こういう公害の映画や、万博の映画、人類創生&恐竜物
たまに何故か【幸せの黄色いハンカチ】なども
見せてくれることはあったが
吉沢京子主演【父ちゃんのポーが聞こえる】なども
多分、学校の講堂でクラスメートと
一緒に見たような気がする・・・
そんな中、もう1点、わからない曲があるのですが
この曲を知っている方、古い教科書を
持っている方などがあれば、教えていただきたい・・
『夏の日ーが暮ーれるー 西の空があーかいー
テレビ塔ーにいーつかー、赤いネオン付ーいたー』
というもので
『ラララソーソラ-ラ−ミー ラシドドシラシーシシー
ラララソーソラ-ラ−ミー ラシドレドシラーミラー』
という、実に単調&短調のメロディラインなのだが
これも寝かしつけにとてもよく効く
これは、教科書に小さく出ていた
この静かな物憂い、夏の夕暮れの感じが好きで
西日に紅く染まる松宵草の花の色の
情景まで浮かぶ気がして、妙に印象に残っている・・・