米国こそ「人権、人間の尊厳を大切にする模範的な国」になってもらいたいものですな。
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20140227/dms1402271754023-n1.htm
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在米韓国系団体の暴挙に、現地の日系人らが立ち上がった。カリフォルニア州グレンデール市に設置された慰安婦の像をめぐり、同市在住の日系人や在米日本人が先週、市を相手取って、像の撤去を求める訴訟をロサンゼルスにある同州中部地区連邦地裁に起こしたのだ。「テキサス親父」こと、トニー・マラーノ氏は、日系人らの正義の戦いを激励するとともに、日本人の精神性の高さを評価した。
ハ〜イ! 日本のみなさん。グレンデール市に慰安婦の像が設置された件で、ついに日系人や在米日本人が決起した。像の撤去を求める訴訟を連邦地裁に起こしたんだ。俺はこの勇気ある行動に心からエールを送りたい。
この像については俺も現地に行き、関係者から話を聞いてきた。設置前は「平和の少女像を建てる」という話だったのに、韓国系団体はソウルの日本大使館前の像と同じものを建てた。
石碑に刻まれている文言は事実無根で、日本への「憎悪」をかき立てる内容になっている。
提訴した日系人らは「このような日本人への蔑(さげす)みを甘受することは、国家のために命を落とした方々への冒涜(ぼうとく)であり、今後生まれてくる子々孫々に数世紀にわたるハンディキャップを与える。戦うしかない」と語っていたが、当然だ。絶対に許せないぜ。
この連載で何度も取り上げたが、ワシントンの国立公文書館には、米軍が太平洋戦争中の1944年、朝鮮人慰安婦から聞き取り調査した報告書が残っている。当時、米国は日本と戦争をしていた。「慰安婦=性奴隷」「強制連行」が事実ならば、敵国を攻撃するプロパガンダに利用できたが、できなかった。報告書には「高給取りの売春婦」と書いてある。
それなのに、
韓国は「売春婦」を「性奴隷」と書き換えて、米国を含む世界中で吹聴している。
1965年の日韓請求権・経済協力協定で、戦前・戦中の問題は「完全かつ最終的に解決済み」になっているのに、韓国は賠償金のおかわりを求めている。「被害者ビジネスの典型」と言われても仕方ないんじゃないか。
日本人や日系人は、やっと韓国のやり方に気付き、怒り、立ち上がった。俺が昨年末から、ホワイトハウスのホームぺージ(HP)で、慰安婦像の撤去を求める署名活動を続けているが、12万人以上の人々が協力してくれた。これは誇りある日本人が目覚めた証拠といえる。
まもなく、東日本大震災から3年になるが、世界中の人々はあの時、最悪の状況下でも礼節を保ち、整然と行動する日本人に驚嘆し、絶賛した。米国や他の国で同じような災害が起これば、略奪や暴動に発展していただろう。世界は、日本人の気質・精神の尊さを再認識したんだ。
今回の裁判は、米国自身も試されている。
米国の建国理念は「すべての人種や出身の国籍にかかわらず、平等である」ということだ。米国は移民の国であり、1つの民族や1つの国を名指しして憎悪を煽り、国内での民族間の争いが起きれば、米国自体が成り立たなくなる。
韓国系団体による慰安婦像設置は、米国の建国理念に真っ向から反するものだ。
ただ、裁判が行われるカリフォルニア州は米国で最もリベラルな地域だ。民主党が政権を獲ってから、この国も建国理念が怪しくなってきた。ともかく、日系人らはひるむことなく正義を貫いてほしい。
親愛なるみなさんと貴国に神の祝福がありますように。米国に神のご加護がありますように。
では、また会おう!
■日系人らの原告団は、日米両国で訴訟への支援を求めている。詳しくは「歴史の真実を求める世界連合会」のホームページ(http://gahtjp.org/)で。
■トニー・マラーノ 評論家。1949年生まれ。テキサス州在住のイタリア系米国人。サラリーマンを定年退職後、さまざまなニュースについて動画サイト「ユーチューブ」などで連日、評論活動を行っている。世界のあらゆる“悪”と戦う「プロパガンダ・バスター」でもある。大変な親日家であり、日本でも圧倒的ファンを獲得している。