2010/12/27

レジョネアの嵐公式設定集A  大河トラビアン小説

 いよいよレジョネア君も最終回直前ということで、心残りだった公式設定集A…の名を借りたグチを。
 感動のストーリーのグダグダな裏話を知りたい物好きな方は続きをどうぞ。

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@世界
 長期連載を覚悟した時点で考えたのは、「ナタールとWWをどうするか」と言う事でした。設定上バリバリ課金の村長の元で大戦争!と言う話は明らかに無理がある上、作者自身にそんな経験がないのでWWがらみの話にするしかなかったわけです。
 ただ、ナタール首都から生還する事は不可能な以上、その首都の情報をやり取りできる場所が必要でした。その為に死後の世界の「庭園」という設定を追加しています。ちなみに実在のIRCのチャンネル名を使わせてもらったのは、「トラビアンに関係あるがトラビアンの世界そのものではない」という含みだったのですが、かなり分かりづらかったですね。

Aルール
 初期の頃は「トラビアンで起こらない事は小説内でも発生しない」と豪語していたのですが、このへんもトーンダウンに…。同じ戦いでレジョネア君がやられてカエザリさんが生き残るって言うのはかなり無理があるような。あんまり無理はしなかったつもりではあるのですが。

B名前
 レジョネアの嵐の世界では名前はなくナンバーで呼び合います。これはテレビドラマ「プリズナーNo.6」の影響もあるのですが、やはり一番の理由は特定のイメージを持って欲しくなかった事です。ボブとかマイクとか名前がつくと、どうしてもかっこ悪いですしね。さすがに「現代トラビアン」は名前をつけましたが、あえて平凡な名前にしているのも同じ理由です。

Cキャラクター
 上記のような理由から、多くのキャラクターが初期の設定から変貌を遂げる事になりました。そもそも「伏線を張ってから先を考える」という泥縄さが生んだ副産物ではあるのですが、最初から決めていたら絶対生まれなかったキャラとかもいるのであながち悪い事だけではなかったかも…。

○レジョネア君 
 テーマがナタールとWWになった時点で情報の受け手であるレジョネア君の英雄化は決定。戦闘で死んでもOKになったことで使いやすくはなったんですが、レジョネア君って英雄になってからサンダー★に2連敗で戦闘では良いとこなしですよね…。まあ、主人公は一番キャラ薄というのは定石でもあるのでこれで良いのか。
 ちなみに自分の中ではレジョネア君は防御%英雄なんですが、伝わったでしょうか?
○カエザリさん 
 カエザリさんはレジョネア君とは逆に死なないようにする事に苦労したキャラクター。そもそも防御型の村でカエザリを活躍させるのは至難の業だと言う事を思い知らされました。カエザリさんを英雄にするプランもあったんですが、そうするとレジョネア君の立場がねえ…。サンダー★と堂々一騎打ちさせてあげても良かったのかなあ…。
 ちなみにカエザリさんのキャラは「現代トラビアン」の森下さんと丸かぶりなのが恥ずかしい。ヒロインにはどうしても好みが出るのかも。
○プレ25
 この人を登場させたときは単なるモブキャラだったのになあ…。
 レジョネアの嵐は「何が起こるのか」という事を先に決めて「誰が起こすのか」を後から決める事が多かったです。レジョネア君がフェイクで死にそうになるというのは第一回の予告で決めていたので、誰かが助けの声を上げなければなりませんでした。そこで使えそうなキャラがプレ25だったわけです。しかし、この事で彼が村のオピニオンリーダーとなり、結果非常に重要なキャラに昇格しました。それは同時に彼の死亡フラグでもあったのですが、ラブストーリーにも関わったし本望ですよね。
○プレ315&カエザリ2 
 で、途中退場を余儀なくされたプレ25には@世界の探求A参謀という仕事がありました。この仕事を引き継ぐキャラクターが必要になった事で後輩のプレ315が世界の探求キャラに昇格されました。しかし、世界の探求=ナタール首都行き=死亡の為、参謀を兼ねる事はできません。
 その為に生まれたのがカエザリ2です。彼は参謀の他に、一向に進まないレジョネア君とカエザリさんの仲に一石を投じてもらいたいという願いも実はありました。でも、このへんはあまり生かせなかったみたい。
○インペラ★
 レジョネア君を英雄にするために生まれた、ある意味一番かわいそうなキャラです。カエザリさんの当て馬にも使っちゃったし…。ストーリー的にはこれでもいいんだけど、作者としてはもうちょっとなんとかしてあげたかったかなあという負い目があるキャラでもあるのです。
○レガティ12
 この人がこれほど重要な、しかもかっこよく美しいキャラになると思った人がいたでしょうか?少なくとも私は全く予想していませんでした。
 ナタールとWWのいわば裏側をちらつかせながら進むストーリーで、悩みの種だったのはナタール人の正体です。我々はあまりにも「宇宙大戦争」の印象が強すぎ、何を持ち出してもキャラ弱!になることは目に見えていました。この他に対チュート16用の「勝ち目のない戦いをズルで勝つ」というシークエンスの種も未解決でした。
 この2つはレガティ12で解決できる!ということに気づいたのはホントに僥倖でした。この人は意識的に設定を決めずにおいたいわばジョーカーだったのですが、最終的にはこの小説の謎な部分を一身に背負うオールマイティーに変化しました。たぶん人気投票をやったらこの人が一番上だろうなあ…。
○チュート16
 なぜこの人が最初の敵だったのでしょう?理由は簡単で「武器を二つ持っているから」です。つまり、歩兵とチュートの相打ちというあのシーンを先に思いついたので生まれたのがこの人なのです。しかし、防衛的なキャラが多い中で、唯一攻撃兵を代弁してくれる貴重な方でもありました。
 ただ、この人を殺してしまったのはどうだったんだろう?と今でも思います。もし、プレ25だけが死んでチュート16が生き延びていたら、一応攻撃兵としても使えるレジョネア君はカエザリさんといっしょに仇を打ちに行ったはずです。ひょっとしたらレガティ12本人が復讐を果たしていたかもしれません。あるいはこの物語では活躍の場のなかったインペリとかにも出番があったかも。
○サンダー★&ドルイド538
 ぶっちゃけこの二人はレジョネア君を殺す為に生まれたキャラクターです。ナタール関連の情報を受け渡しの為にレジョネア君は2回死ぬ必要があったため、それまで使っていなかったガウルを利用しました。しかもこのキャラには「レジョネア君には勝たなきゃいけないけどカエザリさんには負けなければいけない」という非常に微妙な条件もありました。この問題にはとりあえず残しておいたチュート16の剣を使いましたが、このへんの不自然さもガウルであれば吸収できるかなあと言う読みもありましたね。しかし、サンダー★はストーリー上の必然性が少ない分自由奔放なキャラになりましたね。ちなみにドルイド538は、少女の相棒は老人が絵になるだろうという判断ですね。
 ちなみにサンダー★を少女にしたのはマイフェイバリットバンドの一つ、GO!GO!7188の「サンダーガール」からの引用。彼女の登場シーンではぜひBGMとしてどうぞ。
○皇帝&バーズ61  
 皇帝はあえて何の特徴もない平凡な男にしています。絶対権力者は平凡な容姿のほうがカッコいいですよね。この人に関しては色々な設定を考えていたのですが、本編ではあえて表に出していません。これはシンプルにしたいと言う事もありますが、全てを説明するのもナタールらしくないですしね。
 バーズ61が女性なのは、プレ25の為にやったレガティ12の行為の残酷さを際立たせる為です。実は最初の案ではレガティ12が上手くごまかしてバーズ61を騙す予定でした。しかし「レガティ12ならどうするだろう?」と考えた結果、「目的の為にためらいなく管理者を殺すだろう。」と結論を出しました。しかし、バーズ61はそのことをむしろ面白がっているようで、プレ315の案内役を買って出てくれました。ホントはこの役はレガティ12だったんですけどね。

D先生
 後悔と言えばやっぱり先生の扱い。英雄の儀式後は出す機会がなかったんですよね。オアシスの野ねずみを使うとかやりようがあったかも…。


 こうして振り返ると、こうしておけば良かったかなあということも多いのですが、この不安定さが書き続けられた理由なのかもしれません。最初は同盟のメンバーの為に書いていましたが、最後は登場人物たちに決着をつけてやりたいという思いだけでしたしね。読者の方が少しでも同じ思いを持っていてくれれば幸いなのですが。
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タグ: トラビアン



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