2020/10/29

「異端の鳥」2020チェコ、スロバキア、ウクライナ  今日の映画

 今回は正直見るのがためらわれた作品。予告編や評判を聞くたびにあまりに重いしパスしようかなと思っていたんだけど、どうやら今年を代表する映画でもありそうだという感じになってきた。今年はヨーロッパを中心に戦争を見直す映画が多いこともあり、これはやはり見なければなるまい、という事で足取り重く映画館に向かいました。

 意外にも、そこまで重くはない、なんなら見やすい映画だった。

 黒髪、黒い瞳の少年は戦争の難を逃れるため家族から離れ一人祖母と暮らしていた。しかし、その祖母の死をきっかけに少年は一人家族の元へと帰ろうとする。しかし、少年にとって外の世界は偏見や暴力に満ちた厳しいものだった。白く塗られたカラスのように迫害され、自身も多くの悪を目の当たりにした少年はやがて変貌していく…。


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2020/10/29

「ランブル 音楽界を揺るがしたインディアンたち」2018米  今日の映画

 この年になるとドキュメンタリー映画を見ていても全然知らない事はあまり出てこない。これは知識が増えることもあるけれど、自分の関心が向かない映画をそもそも見ないという事でもある。ただ、今回の映画は自分が一時期よく聴いていたジャンルにもかかわらずまったく考えた事が無かった「音楽におけるインディアンの影響」という内容であり、立川のいい音で見てきた。

 正直、自分が情けなくなった。こんな重要なことを知らなかったとは。


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2020/10/29

10月第3週の週報  今週の週報

 もはや週報と言えるものではないけれど、特記すべき事がある場合は書いて行きたい。今週は特記すべきことがあったという事で。

1.姪2の結婚相手の家族との顔合わせがありました。

 私自身は結婚してないけど次世代では結婚する人が出てきた。コロナ禍でいつ結婚式ができるのやら、とは思うけど、着々と準備は進んでいるらしく、姉一家は相手家族と会ってきたらしい。
 結果的には気さくな家族でぜんぜん心配ないみたいだけど、やっぱりプレッシャーはあったらしい。というのは留守の母親の家に泊まりに来てというリクエストがあったんだよね。後方の憂いは完全に断ちたかったみたい。
 一晩泊まって懸案だった絵本もある程度進められた。来年は母の個展かな。

 で、この日母と美術館に行ってきた。


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2020/10/20

「マーティン・エデン」2019伊  今日の映画

 今回はジャック・ロンドンの自伝的小説の映画化。当然ジャック・ロンドンはアメリカ人だけど、イタリアを舞台にイタリア人が演じるというちょっと変則的な作品でもある。ロンドンは「野生の呼び声」が実家に合った少年少女文学全集に入ってたかな。マーティン・エデンも読んだはずだけど、あれは高校時代の話だっけ?という感じの印象の薄さだったので、ちょっとだけ読み返した。

 不満は多いけど、魅力ある映画だった。

 貧しい労働者のマーティン・エデンはある時港で絡まれていた上流階級の男を助ける。その男の家を訪問したマーティンは男の妹エレナに一目ぼれし、上流階級に近づくために作家を志す。しかし、成り上がりの成功を願うエレナに対し、マーティンの作家性は自分の出自である貧困層に向かい、社会主義者ブリッテンセンの薫陶を受けたマーティンとエレナの関係には亀裂が入っていく。
 そして、作家としての成功を手にするマーティン。しかし、彼の精神は自らの思想と生活とのギャップによりむしばまれ…。


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2020/10/14

「ある画家の数奇な運命」2018独  今日の映画

 今回の映画はドイツの画家ゲルハルト・リヒターをモデルとした映画。リヒターと言えばロサンゼルスのLACMAでいわゆるフォト・ペインティングとアブストラクトをみてびっくりしたのを覚えている。去年には国立近代美術館の「窓展」で8枚のガラスが来たのかな。
 ただ、今回の映画においてリヒターの許可の条件として「何が事実で何がフィクションかは明らかにしない」という物があったそうだ。その為に虚実入り混じる話になるわけだけど、ちょっと考えられないような飛躍もあったりする。

 第二次世界大戦前夜のドイツ。ドレスデン郊外に住むリヒターは美しい叔母エリザベスの影響で絵を描くことが大好きな少年だった。しかしその叔母は精神のバランスを崩し強制的に入院。その後障害者安楽死政策により殺されてしまう。
 戦後、美術学校に進んだクルトは服飾科の生徒エリーと恋に落ちる。しかし、彼女の父親こそが叔母エリザベスの死を宣告した医師ゼーバント教授だった…。


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