2020/8/3

「ドロステの果てで僕ら」2020邦  今日の映画

 舞台原作の映画は結構あるけれど、実はあまり上手く行ってないんじゃないかという作品も多い。なかなか両方を見比べる機会は少ないけれど、やはり舞台作品は舞台でという結論になってしまう事が多い気がする。しかし、今映画館ではこの作品と「アルプススタンドのはじのほう」という話題の舞台原作映画がかかっており、それぞれに「今年ベスト」みたいなテンションのファンがついている。尺がタイトという事もあり、見てきました。

 ある日のカフェ。オーナーはバイトの子に店を任せビルの上の自宅に戻った。すると、テレビの中から自分が語り掛ける。「俺は2分後のおまえ。このテレビとカフェのテレビは2分の時間を挟んで繋がっている」。友人たちも集まるが分かる未来が2分先では特に何の役にも立ちそうにない。しかし、その中の一人オザワがこの二つのテレビを合わせ鏡にすることでさらに先を見ることができることを発見する。テレビの画面にさらに先の時間のテレビが映るドロステ構造。しかし、それは彼らを思わぬトラブルに巻き込んで…。
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2020/8/2

「悪人伝」2019韓国  今日の映画

「ああ、マ・ドンソクの新作やるんだ。普通見るよね」というぐらい最近の韓国映画の充実はすごい。EXITもエクストリームジョブも韓国らしい部分も残しながら誰もが楽しめる作品になっている。

 ただ、今回の映画は危険なまでにベタな感じの話だし、どんなもんだろうだと思っていた。もっとも、マ・ドンソクを見るだけでお代分はオーケーなのだが。

 ソウルで頻発している車を使った通り魔事件。刑事テソクはこれらを連続殺人と見て犯人を追っていた。そして、犯人が次の獲物に選んだのは武闘派のヤクザ、ドンスだった。傷を負いながらも犯人を追い払ったドンスはメンツを守るために犯人を追う。そして、テソクもまた唯一の生きている目撃者であるドンスに近づいていく、意図せぬ共闘となった二人だが、その意図は微妙にずれており…。


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2020/7/15

「イップマン 完結」2019香港  今日の映画

 イップマンシリーズも今作で完結。この映画の1作目を見るまでドニー・イェンはなんか無茶な香港映画のいきった主人公という印象で、温厚なマスターを演じるとは思えなかった。しかし今やスターウォーズシリーズ最強(ジェダイ・シス・宇宙生物すべて)の名をほしいままにする国際的大スター。その彼最大の当たり役の最後なのだから見に行くしかないよね。

 いかにも現代中国らしい武侠映画だった。いい面も悪い面も含めて。

 妻を亡くしたイップマンは道場経営を続けていたが、一人息子との折り合いが悪くその将来を案じていた。ある時、自分が喉頭がんだと知ったイップマンはロスで活動する弟子のブルース・リーの招きに応じ、演武を鑑賞する傍ら息子の留学先を探していた。しかし彼が目の当たりにしたのは閉鎖的なチャイナタウンの武館の姿とあまりにひどい人種差別の現実だった。そして、学生同士のいさかいがチャイナタウンと入国管理局、そして海兵隊との全面抗争に発展。イップマン自身もその争いに巻き込まれていく…。
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2020/7/1

「ランボー ラストブラッド」2020米  今日の映画

 ランボーの続編が舞台をメキシコに移して作られると聞いて正直げんなりしたのを覚えている。最後の戦場で理想の終わりを迎えたと思ったし、犯罪組織と戦うランボーというのもなんだかなあーと思ったのだ。
 しかし、予告を見て「ああ、ランボーは最後に家族のために戦うのか」と知り、それなら終わりとしてふさわしいなと考え直した。そして、劇場で見ることにしたのだった。

 しかし、スタローンが語り残したランボーは、家族のことではなかった。

 ランボーはミャンマーでの戦いの後故郷に戻り、古い友人のマリア、その孫娘のガブリエラとともに牧場での生活を営んでいた。しかし、ガブリエラは父親に会いに行ったメキシコで人身売買組織に捕まってしまう。ランボーは単身犯罪組織に乗り込むのだが…。


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2020/7/1

「コリーニ事件」2019独  今日の映画

 毎年一本は見ているような気がするナチスについての映画。原作者のフェルデナント・フォン・シーラッハは新刊が出れば毎回読む作家のひとりであり、今回の映画化も凄く楽しみにしていた。にもかかわらず都内で2館しかやってないってどういうことだよ!と思うが、万難を排してみてきた。こういう人気がある単館系の映画が、半分の客しか入れられない現在の映画館で一番見づらいんだよな。

 こういう映画が生まれる土壌は本当にうらやましい。そう思える映画だった。

 新米弁護士のカスパーは初めての国定弁護人として法廷に立つ。頭に銃弾を受け、その後踏みつけられたこの事件の被害者はカスパーの少年時代の恩人、ハンス・マイヤーだった。
 犯人であるコリーニは黙秘を続け動機を語らない。しかし、犯行に使われた銃が第二次世界大戦時の軍用拳銃だったことを糸口に、カスパーはドイツ史の闇に切り込んで行く…。


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