言葉数にこだわらない和句のリズムで心根を詠っています。
2016/6/2
鮎釣り人の箒川 見た目のどかな塩原も
違法駐車の釣りマニア 痩せた道幅バスが行く
おととし紅葉時期に来て 枯れ葉沈んだ湯に入り
思春期青年半端なる 若人相手笑いし湯
昨日春の残り香が 芽吹く青葉と交代の
裸吹く風心地良し 乙女と過ごした岩の湯へ
一人湯満喫不動の湯 帰り路在る川の湯に
老いた白髪が一人見ゆ 今日は出会いを求めざり
橋を渡りて遊歩道 振り向き置きざる湯景色は
その夏豪雨で被災する 貴き今を逃したる
復旧いかに進んだか 元々落石注意の湯
後日後悔するならば 今を踏み出す余裕欲しかれ

投稿者: ダリウス
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