「タップ」
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そう、プロレスなどのグランド系格闘技で、関節技などを掛けられた時にギブアップの意思を伝えるアレである。
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一応打撃系武道の有段者である俺は、関節技の稽古も積んでいる・・・・
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有事の際、相手を怪我させずに制圧する為である
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稽古の時は勿論技を掛けたり掛けられたりするのだが、掛けられた時は極ったらタップでその旨を伝えるのだ
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そんな俺が最近2回タップした
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最近・・といえば、そう病院である。
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一度目は最初の診察の時、インフルエンザの反応検査を受けたのだが、医療用の長い綿棒を鼻から
・・・・なんて言うか喉の上辺りまで突っ込まれるのだ、痛かった・・・・ちょっと血が出た。
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タップしたが「痛い?我慢してください」って言われた・・・・
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二度目は血液検査の時、指先に触れるナースの柔らかい感覚(腹)に「迷惑だなぁ」と思ってた瞬間、右腕に鈍痛が・・・・
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やはりタップしたが、「痛いですか?我慢してください」と言われた。
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針が血管を貫通してました・・・・
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病院ではタップは通じないらしい
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でもね
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思い出しましたよ、大学の卒業式の後、飲み明かした朝、友達の告白
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「俺さ・・・・」
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「彼女に病気移されて、病院に行ったら、先っぽから綿棒突っ込まれてめちゃくちゃ痛かったよ」
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こんな物を亀さんの先っぽからか・・・・
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この位の痛みは我慢しなきゃな・・・・オトコのコだもん。

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