近年の技術の進歩は目を見張るものがある。
私が大学生の頃は楽曲のデモテープと言えばラジカセで一発録りか、良くてもテープのマルチトラックレコーダーが主流だった。
ノイズはもちろん入るのだが、テープは繰り返し録音すると更にノイズが酷くなるので、いつでも一発勝負である。
しかし本人は真剣でも、時には母親の「何やってるの!ご飯出来たって言ってるでしょ!」というシャウトが入ったりするのだ。
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Xだってルナシーだってそれは経験したと思う。
詳しくは筋肉少女帯のアルバム、「筋少の大車輪」より「パンクでポン」を参照して欲しい、当時のミュージシャン達の苦労がわかる。
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しかし今は違う。
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デジタル録音・・・パソコンである。
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大容量のハードディスクや高性能のCPU、そして進化したソフトウェアは画面上での編集を容易にし、また何テイクも録ってベストテイクを選んだりと、今までとは比べられない程便利になった。
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私のようなアマチュアでも、ある程度の物が作れるのである。
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以前は楽器屋に行っても、ギターとベースとドラム位しか興味なかったのだが、最近パソコンでの編集をするようになり、ソフトウェアにも興味がでてきた。
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先日、楽器屋で見かけたソフトウェア
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凄いよ?
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ボーカロイド(ボーカルアンドロイド)初音ミク(16歳)!!
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デモを見たけどホント凄い!!
音程や発音を入力するとソフトウェアのバーチャルボーカル=初音ミクちゃん(16歳)がそりゃ〜もぅプリチーな声で歌ってくれるのだ!!
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どんな歌でも嫌な顔一つせず、歌ってくれるのだ。
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そう・・・どんな歌でも・・・
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例えそれが、掟ポルシェ氏の名曲「全裸で書いたラブレター」だろうが
俺が「tommyお兄たん早くしないとちこくしちゃうぞ♪の テーマ」を作詞作曲すれば、初恋のような甘酸っぱい歌声で俺をとろけさせてくれるのだ
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たまらんぞ?
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早速デモ版のソフトを入手!パソコンにインストール!
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さぁ、甘い歌声で俺を包んでおくれ・・・・
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まずはギターを弾きながら鼻歌でイメージを作る、双子姉妹にして左右からコーラス飛ばしてみるか、2対1も悪くない
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うん、だいたいこんな感じだろう、曲はできた!
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さぁお兄たんに歌声を聞かせておくれ・・・・
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俺、楽譜読み書きできないから入力できないや・・・・自分で歌うか?

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