友達ができないなら、創ればいい・・

女の子
メイ(アンジェラ・ベティス)は斜視・弱視の為、母の言いつけで、子供の頃は片目に眼帯を付けていた。そのせいでクラスメートから”海賊”と言われ、友達ができなかった・・・
子供の頃から周りに馴染めず、唯一の友だちは母親がくれた人形の
スージーだけだった・・・・・・

←唯一の友達スージー(人形)
そんな彼女が、初めて恋人を手に入れた。優しくて大きな手を持つ
アダム(ジェレミー・シスト)。メイはアダムとの関係にどんどんのめり込んで行く。ところが、アダムと仲良くなる為にとったメイの不器用な行動が・・・。アダムは彼女を避けるようになり、彼が「メイとはもう関わりたくない」と言っているのを聞いてしまう・・・・・
また、独りぼっちに戻ったメイ・・
その頃、メイに女友達が出来る。彼女は首が綺麗な娘だ。彼女と仲良くなるために、レズ・プレイを受け入れるメイ。
しかし、その次に彼女の家に行った時には・・彼女の新しい女友達とお楽しみの最中だった・・・・・・メイはまた独りぼっちに・・・・・
残った友達は人形のスージーだけ。しかし、唯一の友達だった人形のスージーも、アクシデントで壊れてしまうのだった・・・・・
そして、寂しさに心を蝕まれていくうちに彼女は思いつく・・「
友達が出来なければ、創ればいい!!」
大好きなアダムの手や、女友達の首、素敵なタトゥが入った腕など、それぞれお気に入りの美しいパーツを(殺して)集め始め…。それらを縫合して、
理想(究極)の友達をつくるのだった!!!

↑人体パーツを集めて究極の友達完成!!
2002年 アメリカ映画 監督 ラッキー・マッキー 出演 アンジェラ・べティス
ミョーに心に残る映画。前半は「トランス 愛の晩餐」、後半は「ブラッド・ピーセス 悪魔のチェーンソー」を思い起こさせる。スプラッター・シーンもありますが、少女メイの悲しい気持ちを描いた思春期ホラーといった感じです。
仲良くなろうと努力するメイの姿がけな気で、それだけに上手くいかなかった時は観ているこちらも悲しいですね。
仲の良かった友達に、新しい友達が出来たら、こちらとは疎遠になったり・・仲良くしようとしてやりすぎて、相手が引いたり・・
ラストは(メイにとっては)ハッピー・エンドと受け取りました。


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