バスケットケース

外科医の"リフランダー"が何者かに殺害される事件が起きる・・
同じ頃、ニューヨークの安ホテルにバスケットケースを抱えた青年"ドゥエイン"がやって来る。
実はそのバスケットケースの中にはドゥエインの兄"べリアル"が入っていた!!
2人は元はシャム双生児で・・ドゥエインの横腹にべリアルがくっついている状態だったのだ!!

ドゥエインの父親は、ドゥエインとべリアルを手術で切り離し、化け物のようなべリアルは殺し、ドゥエインだけを育てようと、リフランダーら3人の医者に手術を依頼したのだった!
そして、3人の医者により分離手術が行われた・・


手術は成功し、2人は切り離され、べリアルはゴミ袋に入れられ、捨てられたのだった・・・
手術後、意識を取り戻したドゥエインは、兄べリアルを助ける。
父の仕打ちに怒りと悲しみを覚えた2人は、父親を殺してしまう・・・そして、手術を施したリフランダーら3人の医師に対しても復讐する事を誓う!!
ドゥエインとべリアルの兄弟は、3人の医師に復讐するためにニューヨークに行き、先ずはリフレンダーを殺害したのだった。
そして・・残り2人の医師にも復讐していく・・・
そんなある日、ドゥエインは"シャロン"という女性と知り合い、そして・・恋に落ちる・・・・・

しかし、それによって、仲の良かった兄弟の間に感情のズレが生じてしまうのだった・・・・・・
ドゥエインとシャロンの関係に嫉妬した?べリアルは、シャロンを襲い、殺してしまう・・・・・

"シャロンの血みどろになった股間に、ち○このないべリアルが必死にHしようとする様"を見てしまったドゥエインは、怒り、悲しみ、・・・・
そして・・ドゥエインとべリアルの兄弟喧嘩が勃発する!!!

仲の良かったドゥエインとべリアルが憎しみ合い、喧嘩した・・
その兄弟喧嘩には・・悲しい結末が・・・・・・!!
1982年 アメリカ映画 製作総指揮 アーニーアーノルド・H・ブルック、トム・ケイ 製作 エドガー・レヴィンズ 監督・脚本 フランク・へネンロッター 撮影 ブルース・トーべット 音楽 ガス・ラッソウ 出演 ケビン・ヴァン・ヘンテンリック、テリー・スーザン・スミス、ビバリー・ボナー、ロバート・ボーゲル、ダイアナ・ブローネ、ビル・フリーマン
奇形の兄べリアルの描写は、チープながらも、B級映画に対する愛情が溢れていて好きです。手術されるシーンとか、部屋で暴れるシーンはなかなかイイです!
安ホテルの住人たちの人間模様もうまく描かれていて、さすがだなと思いました。
ドゥエインとべリアルの兄弟は仲がいいんだけど、ドゥエインに恋人が出来たことで、兄弟の間にすれ違いが出来て、憎しみ合うようになってしまう・・その結末が悲しいですね・・・
しかし、奇形児をここまで化け物的に描いていいんだろうか?


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