Come Back Johnny!

　　　　　　　　　　　ガイキチ映画！！
　　　　　　　
　　　　　　 ↑内臓が出てくる状態で病院から逃げるが・・

　間断なく襲う苦痛と幻覚。崩れ落ちるはらわた、したたる血・・・・・
謎の「薬」が女の日常を夢でかき消してしまう。
　ここは狂気の病棟、患者の名は・洋子。
治療する恋人の医師・片山、看病する姉・桜子。
　病状は悪化の一途を辿っていた。脳の手術を施される洋子。
しかし、恋人と姉の関係は？？　洋子は町で歩いているところを何者かに拉致されたらしいが、そこからの記憶がない・・
　そして、洋子はついに！！自分を拉致した人間の顔を思い出す。
それは、、恋人の片山と姉の２人だった！！

　まだ治っておらず、体から内臓が出てくるような状態だが、病院から逃げ出そうとするが・・・・・・・
　ガイキチな姉と恋人を倒して、病院の出口と思って出たところは・・・・・

　　　
↑ゴキブリを食べる片山　　↑ダンボールから片山登場！！

　ギニー・ピッグ・シリーズとしてリリースされる予定だったが、宮崎事件の影響で、ギニー・ピッグとは名乗らずひっそりとリリースされた作品。ギニー・ピッグ・シリーズの事実上最後の作品と言えるだろう。

内容はガイキチ映画。とにかくグロい。３人の出演者は怪演だ。
　佐野史郎氏の演技は凄いとしかいいようがない。ゴキブリを食べるシーン、ダンボールの中から飛び出してくるシーン、洋子のはみ出た内臓を触って喜んだり・・
　姉役の中村れい子さんも、、死ぬ時はエロくパンチラで死ぬし、妹の目玉を噛み取るシーンとか。
1990年 日本映画　監督 橋本以蔵　出演 網浜直子　中村れい子　佐野史郎　音楽 キットカットクラブ

　　　　　これはブッとんだ映画です！！！
　　　　　

　女子高生・連続首切り事件が起こり、容疑者の倉橋美智夫は姿を隠す。残された母、姉、妹の住む家には連日マスコミがおしかけ、お昼のワイドショー的に報道される・・・マスコミや捜査刑事からの嫌がらせを受ける日々を過ごす。

　美智夫の無実を信じる妹は、兄の居場所を見つけて真犯人をつきとめようと、ある霊媒師に全てを依頼する。
　倉橋家を訪れた霊媒師は、犯人は女で、兄ではないと断定。さらに殺された少女たちの霊を呼び寄せ、自分自身で首のありかを探させるように仕向ける。
←自分の首を探す首なし幽霊たち

　霊媒師は倉橋家に居座り・・姉を儀式とかいってレイプしたりして、母と姉を奴隷化してしまう。
　　　　　　　　　　　　
　妹は何故か超能力というか霊力がつき、尾行してきた刑事を超能力で殺してしまう。
←超能力で殺す妹！
　この後、FBIと名乗る怪しいアメリカ人？女と男が「怪しくないから」とか言いつつ登場！！（どう見ても怪しいが・・・）
彼らの話によると、霊媒師が何かをたくらんでいて、それに倉橋家の人間を利用しているらしい・・
　この後、妹が音痴な？歌を披露。

家に帰った妹は・・・・殺された刑事の同僚の（復讐に燃える）刑事と、霊媒師の助手にレイプされてしまう。
　そして、霊媒師は少女たちが殺された場所を霊力でつきとめる。倉橋家の家族と霊媒師たちはそこへ向う！　そして、そこで意外な犯人が明らかになる！！
そして、そこには兄の美智夫と殺された少女の遺族たちが！！
　倉橋家の人間と遺族で戦いが繰り広げられることになる！！何故かカンフーを使う遺族たち！！何故かカンフーを使える妹と兄！！
　そして妹のお腹の中には兄の子がいることが判明！！（ちなみに兄と霊媒師は結婚を約束した仲だったのだが・・）そして、実の兄妹でないことも判明！！（なんかドラマみたいだが・・）
　霊媒師は闇の世界から”巨大な悪”を降臨させることが目的で、その儀式に倉橋家の人間を利用していたのだった！！
　FBIと霊媒師の戦いが！！
　←FBI vs 霊媒師助手
　最後は人類を救うため、核ミサイルのボタンが・・・・・
　　　　　　　　　　　　　　　　
2000年 日本映画　監督 佐々木浩久　脚本 高橋洋　出演 三輪ひとみ、安部寛、大杉漣、鈴木一真、夏川ひじり、吉行由美、由良宜子他


　完全にぶっとんでますよ、これは！凄いです。ゲロは出るは、エロは出るは、幽霊は出るは、超能力は出るは、歌まで披露されますし、カンフー・アクションまであります。ラストは・・見終わった後、重苦しい雰囲気になりますね。
　　　　　　　　　　　　　　　カルト・ムービー！！！

　　　　　 ギニーピッグ　血肉の華
　 　　
　　　　　　
　漫画家”日野日出志”氏の元に１本のビデオ・テープが送られてきた。
　そのテープには、少女が誘拐され、殺される様子が収められていたのだった！！
　そう、それはいわゆるスナッフ・ムービー（本物の殺人を収めた映像）と言われる物だったのだ！

　日野日出志氏が、そのビデオの内容を再現してみたのがこの映画である。

　ある夜、道を歩いている女性に・・１台の車があとをつけてくる。車に気付いた女性は走って逃げるが・・車の男に拉致されてしまう・・・
　女性が気付くと、そこは何処かの地下室のべッドの上だった・・そして両手・両足は縛られて身動きが出来ない。
　みると、兜を被った（どう見てもイカレた）男がいる・・。男は女性に注射を打ち、女性の体を生きたままバラバラにしていく・・そして、内臓を取り出し、首をはね、生首にキスしたうえに、目玉をスプーンで取り出し食べる！！完全にイカれてます。
　そして、エンディングには日野日出志氏の元に送られたというスナッフ・ビデオの映像が流される・・・・・
← 目玉をスプーンで取り出す！！

　日本のホラー映画”ギニー・ピッグ”シリーズの２作目がこの作品です。(ギニーピッグとは実験用のモルモットのこと）

　日本を震撼させた猟奇事件”宮崎事件”がこの映画の内容と酷似していたうえに、容疑者が”ギニー・ピッグ”シリーズの中の１本を所有していたことで、このビデオは回収され、レンタル・ビデオ店からも姿を消しました。

　このビデオを観た俳優”チャーリー・シーン”が、「これは本物のスナッフ・ムービーだっ！！」と騒いでFBIに通報した、という話もあります。
この殺人シーンは観る人が見れば本物ではないと分かりますが・・確かにこの作品の狂気度は高いです。

1985年 日本映画　監督 日野日出志
　　　

　

　こ、こぇぇぇぇえ！！！！！
コレは、こえぇぇは！！

　伽椰子がズリッ、ズリッと音をたてて階段から降りてきた時の姿が頭にこびりついて離れません。

　洋モンばっかりみてるとこういう和ものの怖さは斬新！　洋モンは”狂気”を描いているものが多いが和モノは”お化けの恐怖”だな。
観る前は実を言うとあまり期待していなかったのだが、これは良いよ。ストーリーは場面が飛ぶので分かりづらいが、奥深いような・・・そうでもないような・・・。
どっかで見た事ある人だなと思ったら「発狂する唇」の人が出てたな。
「片隅」「4444444444」(学校の怪談Ｇ）

2000年　日本映画　監督 清水 崇