ちょっと時間が空いてしまい、これも6月14日に撮影した2週も前の写真ですが、なんと、枇杷の実が結構たくさんなりました。
かれこれ10年程前、おいしかった枇杷の種をまいていくつか芽がでてきたので、キッチンの前と垣根のあたりに垣根代わりに植えたのですが、まさか食べられる実がなるとは思いませんでした。
キッチンの前に植えた分は日当たりもよいせいか、よく育ち、昨年はじめて3個ほど実をつけました。
今年は、なんと30個ほども出来ました。
味も、2週前に試食した時は、少し酸味があったのですが、先週雨の合間に本格的に収穫したものは売っているものにひけをとらないレベルになっていました。
一昨年あたりも花は咲いていたようですが、寒さが厳しかったのか、実がなりませんでした。
枇杷は冬の寒さが厳しいと実がつかないと聞いたことがあるので、今年の豊作には温暖化も利いているかも知れません。
で、枇杷の話は続きがあります。
先週仕事の関係でブラジルの方と交流の機会がありました。
出張のご主人とともに来日した奥様の話題は日本の果物がおいしいとのこと。りんごもおいしいが、枇杷がおいしかったそうです。
その方のブラジルの自宅の庭にも枇杷があるそうですが、実が小さくて、酸っぱく、ちっともおいしくないとのこと。
そこで、わが自宅の庭の枇杷のなっている様子の写真を見せて、適当に摘果をしてたくさんならせないようにしたほうがよい旨助言しました。
次の日に我が家の枇杷もサンプルにひとつ差し上げたら、買って食べたものより甘いとよろこばれました。
きっと来年はブラジルでもおいしい枇杷ができることでしょう。
もっとも、我が家の枇杷は摘果など、手入れをしているわけではなく、肥料もなにもやらないので、栄養不良のせいか実がちらほらとしか付かないため、摘果したのと同じ効果が出ているものと思われます。
最後に花をひとつ。
冬に水挿しをしておいたバラがまだ葉もまともに茂っていないのに花をつけました。
茎が少し太いものだったので、花を咲かせるだけの栄養を蓄えていたんでしょうか。
外に出して消毒もしていなかったので、葉は病気にやられ、花は虫にかじられてちょっと哀れですが、驚きました。

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