久々の更新です。
7月31日、8月1日と勝沼のブドウ畑に行ってきました。
今回、鹿による食害対策として、苗木を植えつけた4段の内、下の3段まで、動物除けのネットを張りました。写真は最下段(1段目)の状況です。
実は、7月10日に行った折に、1段目だけはネットを張っておきました。
5月に一旦、新芽がでたところを、かなりのものが食べられてしまっており、7月10日にチェックした結果、脇芽が伸びたところをまた食べられていたのです。
そばに鹿かウサギのものと思われる丸い糞がたくさん落ちていたので、さすがに、虫によるものではなく、このままでは全滅すると思い、1段目だけでも助けようと急きょ近くのコメリによってネットを調達しました。
今回、チェックした結果、一段目のネットは無事。中の苗も荒らされた様子はない。
2段目より上は、前回以降、さらにあらされたかどうかはっきりしませんが、極端に小さな脇芽しか残っていないものが多数あるところを見ると、その後も複数回、食害を受けた可能性ありです。
下の写真は3段目のひとつですが、脇芽が出てきたものがさらに食害され、小さな葉しか残っていません。
もう既に枯れてしまったものもいくつかあり、もう少し早く手を打っていれば、もっと救えたかもと、悔いが残りますが、この対策で少しでも生き残るものが増えることを祈るだけです。
で、これだけかと思いきや、鹿の食害を免れた、1段目の葉に異変が。
下の方の葉は黄ばんで、一部枯れています。
裏をみると葉脈に沿ってカビのようなものが付着している・・・。
今年は、長雨のせいかベト病が出たとのこと。
先々週、秋元さんと高野さんで殺菌剤をまいていただいたとのことで、すでに梅雨の時期は過ぎたので、これ以上は広がらないだろうとのことでした。
東夢ワイナリーの畑のメルローも実がやられて収量は大幅減の見込みとのこと。
やはり、自然相手の農業はリスクがありますが、何事も経験です。
それでも、下の写真のように1段目の何本かは食害を免れて棚にまで届いています。
すべてやられなかったのはせめてもの救いです。
それと、7月までに作業小屋が高野さん、秋元さん他のご尽力で完成していました。(写真は東夢ワイナリーのブログから拝借)


あまりお手伝いをしていないので、申し訳ないところですが、使って見て、夏の暑い日ざしの中でも、窓を開けていると以外に涼しく、快適です。
感謝!感謝! です。

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