久々のブログ更新です。
というのも、4月に新たに植えなおした鳥居平の畑の甲州ブドウが、順調に生育していると安心していたところ、またまた鹿の食害にあうというショックな事態が発生しました。
時は6月26日(日)の朝。
昨年、鹿の食害にあって、対策として段々畑の段ごとに苗を防獣ネットでおおってあったのですが、そのバリアを破って4段あるうちの2段目の苗が10本中6本(接木4本、自根2本)が犠牲に。
ややネットがたるんだところがあったので、ネットを乗り越えて侵入したのかも知れないと思い、気を取り直して、廃材の鉄線を使ってたるんだ箇所を棚から吊る補修して安心しておりました。
ところが・・・。
翌日、かなり延びてきた雑草の草刈をしていたところ、なんと、前日にはなんともなかった4段目にも食害を発見。
4段目は6本植えてあったのですが、3本が完膚なきまでに葉を食べつくされました。(上の写真です)
もう、これでは今期中の健全な生育は望めません。
なんとか、枯れないように手を尽くすだけ・・・。
敵はネット破りのテクニックを学習したようです。
さすがに、これでは全滅を免れないと思い、残った苗はすべて1本1本ネットで覆いました。
段ごとにネットで囲むより、最初から1本1本覆うべきでした。
昨年の実績で安心していたのが失敗でした。
これで、1段目から4段目で今年植えなおした29本(接木24+自根5)のうち鹿にやられたのが、9本(接木7+自根2)で、3割近くが要経過観察となりましたが、これ以上被害が拡大しないように対策を徹底するしかありません。
実は、昨年植えて鹿の害を耐えて生き残った1段目の10本ほどの苗のうち半数にテッポウ虫の被害も出ており、2本は春先に枯れてしまいました。
山の畑というのは、本当に大変なようです。
耕作放棄地となるのは、わかるような気がしてきました。
とはいえ、元気に育っているものもありますから、ここは気を取り直して注意深く見守りながら気長にいくとしよう。
というわけで、今年はもう鹿の害は大丈夫とたかをくくって、余裕のつもりで空いているところに植えたミニトマト、カボチャ、ピーマンなどは肥料をやらないのに実によくそだっています。
10年近く使っていなかった山の畑で肥料もまったくやっていないのに、こんなに育つのは土地が肥沃なんでしょうね。
ワイン用ブドウに肥沃な土地はよくないような気もするので複雑な心境です。
それはともかく、ミニトマト、鈴なりです。
鹿も、トマトなどには目もくれないようですが。
こっちを食えよといいたい。

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