京都の非常勤の後、そのまま車で北陸に行っていた。中日吹コンに出場
する学校の指導。土曜は中学校(大編成)、日曜は高校(大編成)だった。
Har中は全校の2年生に「過呼吸」が流行っているという状況下でのレ
ッスンだった。「過呼吸」って、私、あまり知識が無いんだけど、これっ
て伝染するのかな〜!? 精神的なもの??
中日吹コンは、課題曲が既成のマーチだ。私は、これが良い事だと考え
ている。全日のマーチは、新曲で、その多くは訳の分からない、全く面白
くないマーチである。それに対して、吹奏楽をやっている人なら誰でも知
っている、しかも、未来も傑作として生き残るであろうマーチの名曲を、
中・高校生が課題曲として取り組む事は大変意義深いと考えている。
Har中は、課題曲に『海兵隊』をやっていた。この曲は吹奏楽をやる人
なら1度は必ず演奏する曲である。譜面上の音符は単純だが、良い演奏を
するとなると、仲々、難解な曲である。音符が単純であるだけに、安易に
流れてしまう傾向が強い。
良い演奏のポイントは、「リズムのメリハリを付ける事」であると考え
る。つまり、八分・四分・付点四分・二分・全音符等の吹き分けである。
そういう意味では、この曲は『ブロックM』に似ていると言える。
自由曲はネリベルの曲だった。この曲は、「休符の意味」をどう表現す
るかが肝要! 「休符の意味を考える」という事は、分かり易く言うと、
休符の直前の音の処理と休符の直後の音の入りのエネルギーを考えるとい
う事である。あれっ、この説明では分かり易くないか?
まあ、言葉で説明出来るくらいなら、音は必要ない訳であり、そう簡単
なものではない。目の前にバンドがあれば、極めて簡単に伝える事が出来
るのだが、、、、。
(23:55)
(Har中バンドの部長・副部長さん、可愛いでしょう〜!)
(玄関でのお出迎え、お見送りは、Har中の毎度の光景)


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