就実高の定演は、成功裡に終了する事ができた。
素晴らしい演奏会だった。天気も秋晴れの好天だった。
G.P.(ゲネラル・プローベ)の段階で、もう込み上げるものを
抑えられない、そんな感じだった。
本番は何度も、何度も感動させられた。
以前にも書いたが、私がスクールバンドの演奏会を見に行く事は、
極めて珍しい。週末、どこかに出掛けている事が多いからだ。
今日は、1年前から空けておいた。
1部のクラシック・ステージ:
1曲目の『ジュビリー序曲』が上手くいった。「これは、いい
出だしだぞ〜! きっといい演奏会になるぞ!』と予感させる
ものだった。吹コン曲も素晴らしかった! 彼女たちは、夏よりも
更に腕を上げている。確実に成長している!
2部のOGステージ:
就実の伝統の力をまざまざと見せつける素晴らしい演奏だった。
現役とは数ランク上のサウンドに聴衆は酔いしれた。
一人ひとりのテクが素晴らしいし、瞬間的に音を寄せ合うアンサン
ブル力も抜群だ。是非、一般の部で吹コンに出るべきだ!
3部のポップス・ステージ:
高校生らしく若さを弾けさせた、しかも爽やかな雰囲気だった。
就実高の生徒は本当にパーソナリティの面でセンスのいい子が多い!
ご指導のK.T.先生のパーソナリティがそのままステージ上に表現さ
れていた。誠実で温かく、そして一生懸命!
終演後、出口で全てのお客さんをお見送りした。全員、満足気な
表情で(そして、何人もの方が目を赤くされて)ホールを出て行かれた。
演奏会後、ホールを出る時のお客さんの表情が、演奏会の出来を如実に
物語っている、そんなものだ!
愛知から「不思議なバンド」の指導者であられるS.S先生と保護者のHさん
ご夫婦がわざわざ聴きに来て下さっていた。ありがとうございました。
愛知K中出身で特待生で来ているS.A.嬢のお母様も聴きに来られているはず。
是非、お会いしたい。
来年は、何が何でも、就実高を全国に連れて行く!
(19:30)

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