某中学校から報告が入った。
本日の支部大会において,小編成の部で第1位だったそうだ!
勿論、金賞だ! (同点1位が2校あり、決選投票の末、僅差で
2位となり、◯◯杯を逃したとか)
おめでとう! 素晴らしい!
(早く、小編成の部の全国大会が設けられる事を切望している)
この中学校は、昨年、当ブログ上で「不思議なバンド」と称して、
何度か登場している。私の「超、お気に入りのバンド」の1つだ。
何が不思議かと言うと、合奏指導中、反応が無いのだ。返事もし
ない、分かったの分からないのか全く分からない。手の挙げ方も
消極的。でも、ひと度、楽器を演奏し始めると素晴らしい音楽を
奏でる。不思議なバンドなのだ。
通常、中学生は「合奏中の無反応さは演奏の稚拙さ」に直結して
いる場合が多い。私の経験則によれば、その事ははっきり言える。
しかし、この学校だけは例外であった。
(こういうカラーを売りにして欲しくないんだよね、私の本音は。
やはり若者らしく爽やかで率直で、自分の思いを明確に相手に分
かる形で「表現」して欲しいんだよね)
今年も、無反応の傾向は強く、更に演奏技術も低下傾向にあった
ので、6月頃に強烈なハッパを掛けた。その時は指導を途中で止め
てしまった(今年、このバンドに「◯◯中・能面・お地蔵さん・
◯◯◯・バンド」と名前を付けた)。
私の指導の中で、こういう事例は大変、珍しい事である。その後、
全員の反省文が拙宅に送られて来た。
7月末の地区大会で代表、その後の県大会で代表、そして今日の
支部大会で第1位! まさか、あのバンドが、、、、?!
ご指導のSu.Mi先生は、この1年、大変な思いをされた事だろう。
そのプロセスを想像すると、心から敬意の念を抱かざるを得ない。
Su.Mi先生、お疲れ様でした。そして、おめでとうございます!!
(16:30)

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