一昨日の午前中、F光中にお邪魔した。今年夏に発売したDVDの
中でモデルバンドを務めて頂いた学校だ。言わば「戦友」である。
今年の吹コンでは、全国大会出場は確実であると確信していた。
でも、同点決戦の末、涙を飲んだ。
サウンド、音楽表現、全ての面で、F光中は卓越していた。私が
お邪魔している学校の中で、今年、「最も全国に近い学校」であ
ると自認していた。それなのに全国代表を獲得出来なかった。
吹コンって、本当に不可解な側面を有している。
先日、お邪魔した際、例年この時期に力を入れている「サウンド
作り」について、再確認した。『海兵隊』『Oh Happy Day』の
2曲を使って、この時期の練習方法を幾つか提示した。更には、
「個人チェック」のフォーマットを提示し、時間がないのでCl.の
一人だけを、実際にチェックした。
最後の45分程は、Fl.アンサンブルの指導をさせて頂いた。この
学校でアンサンブルの指導は珍しい。これまで私は、『冬場は、
バンドのサウンド作りに徹底するべき。アンコンで小手先の音楽
作りをしてお茶を濁す様な練習は無駄だ』と言って来た。
でも、今年は少し違った。各地で、アンサンブルの指導をした。
アンサンブルに取組む意義を私なりに自覚したからである。これ
については、後日、稿を改めて書きたいと思っている。
練習後、3年生が控え室の校長室まで挨拶に来てくれた。


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