あと数日で衆議院の総選挙日だ。自民党から民主党への
政権交替が声高に叫ばれている。おそらく、報道で言わ
れている通り、自民党が大敗し民主党が政権を獲るだろ
う。
しかし、これではあまりに話が上手く出来過ぎている。
政権交替は自民党も民主党も、或いは全ての政治家(屋)
が規定の事実としている事なのではないだろうか?
というのは、政権を交替して諸々の制度を大改革しない
限り、日本の幾つかの問題が破綻を来していると思える
からである。
例えば、年金である。「消した年金」に象徴される通り、
社保庁のズサンな管理により過去の年金記録も曖昧だし、
将来の年金制度も近々、立ち行かなくなるのは目に見え
ている。厚生年金や国民年金、そして共済年金を一本化
し、制度を抜本的に変えないと駄目なのではないか?
それと、国債だ。何百兆という借金を国は国民に対して
している。このままだと返せる訳がない。
そこで、政権を交替させる事によって、制度自体を大改
革しようとしているのではないか? というのが私の仮
説である。
過去の戦争時に上記のような問題がチャラにされた様に、
今回も政権を変える事でチャラにしようとしているので
はないか? 政治家は平気で国民を騙す人種である。
私は、民主党が政権を奪取したからといって、社会が良
くなるとは全く思っていない! むしろ、上記の大改革
により、損をする人が沢山、出てくる事を危惧している。

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