ふ〜っ、ちかれた〜!
このところ、吹コン課題曲Tのスコアと睨めっこ! A4
版のスコアであるので音符が小さくて、年寄りには、
ちょっときついな〜。
息抜きに「ブログ」をカキコしようと、Macに向かって
いる。
それにしても、スクールバンドって、ほんまに
「ブンチャカ練習」をしている学校が多いなあ〜!
「ブンチャカ練習」は、私の造語である。その意味は
「楽譜に書かれた通りの練習を繰り返すこと」である。
テンポも譜面通り、リズムもアーティキュレーションも
強弱も、何もかも譜面通りに練習する。
この最も良くない練習方法を多くの学校が、連日、繰り
返している(特に、3月中旬〜6月中旬の3ヶ月間は
「曲づくり」ではなく、「音づくり」に徹するべきであ
る。そういう時期に、「ブンチャカ練習」は要らない)。
その「ブンチャカ練習」を、個人・パート・セクション・
音楽的グループ・合奏練習などの、あらゆる場面で、何
の疑いもなく取り入れている。
これでは、バンドのサウンドは一向に良くならない。む
しろ、どんどん楽譜から離れて行ってしまう!
譜面通りの練習が良くない理由は、次の3つ。
1つは、「音楽的な訛り」が身に付いてしまう。
2つは、響く音と響かない音との差がどんどん広がって
しまう。
3つは、児童・生徒達の音楽的能力が高まらない。
どこの学校も「取り組む曲をCDで聞いて、その曲を覚
えて、その聞き覚えた通りに練習しようとしている」。
これが最も良くない練習方法なのである! 効率化を
狙って最短距離に向かって行く練習は、一般的に間違
っている。
これを授業に置き換えると、「問いと答えが近い授業」
という事になる。最も良くない授業の典型である!

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