第9次の学習指導要領の改訂が、秒読み段階だ。
次回の改訂では、学力重視が更に強められるであろう。
反面、部活動や音楽・美術・家庭科教育が益々、周辺
に追いやられるのではないだろうか!?
以下は、先日、某地にお邪魔した際、某大学付属小に
勤務している友人から直接、聞いた話である。
『文科省の研究指定を受けて、本学では音楽科と美術
科の授業は無くなりました。代わりに「表現」という授業
に実験的に取り組んでいます』。
「遂に、来るところまで来た!」という感じだ。音楽・美術・
家庭科は、前回の改訂時に必修から外されようとしてい
た。音楽教育関係学会と美術教育関係学会が共同でシ
ンポジウムを開き、大反対をした。
しかし、国(文科省)は、誰が何と言おうと、国民が反対
しようとも、「やる時には、非情な事をやってのける」。
それが政治というものだ。

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