すっかりクラブチーム偏重になったワタシですが、
やっぱりワールドカップ。
いよいよ参戦国決定のニュースを聞くと、
やっぱり興味が沸いてきます。
もっともワタシの興味は選手にほとんどなく
「参戦国・監督・戦術(システム)」が中心ですが。
さて先日、やっとヨーロッパ参戦枠の大半が決定しました。
()書きは監督
グループ1/オランダ(マルコ・ファンバステン)
FIFA/2位 UEFA/7位
前大会は名将ルイス・ファンハールに率いられながら予選敗退しただけに
今回はウレシイ出場ですね。監督はジーコ同様、
これが初めての監督業となるファンバステン。
アヤックス、ミラン出身だけに組織戦術が浸透してそうですね。
オランダリーグは毎年、選手育成の場として安定せず
中々UEFAランキング上位には行けないもの昨シーズンは
CLではPSVが、UEFA杯ではAZがそれぞれベスト4に進出と
若手オランダ選手がイイカンジに育っているようですね。
その若手トップはケガが多いがロッペン(チェルシー)。
そしてトップはニステルロ−イ(マンチェスターU)。
共にイングランドで活躍中。侮れん、イングランドリーグ!
グループ2/ウクライナ(オレグ・ブロヒン)
FIFA/39位 UEFA/13位
ロシアから独立後、悲願の初出場ですね。
なんか意外な気もしますけど。
シェフチェンコに
ボローニンを組ませチャンスメーカーとして機能させた
監督の手腕は見事でしょう。
大半の選手は国内クラブチームで構成されており、
そのクラブもCLグループリーグ常連の
ディナモ・キエフ、シャフタル・ドネツグがほとんど。
しかし、今季CLでは早々と予選落ちをしており今後が心配ですね。
グループ3/ポルトガル(ルイス・フェリペ・スコラーり)
FIFA/9位 UEFA/6位
昨年のEURO2004で涙の準優勝に輝いた同チーム。
あの試合でのフィーゴをスタメンから落とすなどの采配が
逆にこのチームを活性化させたんでしょうね。
マンチェスターUではもうひとつのクリスチアーノ・ロナウドも
ここでは大活躍。
それにしても信じられませんね、このチームを率いている
スコラーリが短期間とは言え、ジュビロ磐田を指揮していたなんて。
昔のJリーグって全てがトップクラスだったんだなぁ。
あのモウリーニョ率いたFCポルトのUEFA杯、CL連続制覇に
昨シーズンのスポルティング・リスボンのUEFA杯準優勝と
国内リーグも好調です。ちょっと期待大ですね。
グループ4/フランス(レイモン・ドメネク)
FIFA/6位 UEFA/4位
土壇場でのジダンらベテランの復帰で大逆転で出場決定。
なんとフランスにとってこれが86年以来、実に
20年ぶりの「予選突破による本選出場」となります。
98年は母国開催で予選免除、02年は前大会覇者として予選免除。
意外でしょ。
あのプラティニ(90年)、ウリエ(94年・現リヨン監督)で
さえ成し遂げられなかった予選突破をドメネクはやってのけたのです。
リーグではこの4年間、リヨンの圧倒的強さばかりが目立っています。
もっともカップ戦では若手育成に定評のあるオセールが目立っていますね。
しかし代表選手はというと今だ98年組がよりどころということで
せっかくの国内で活躍する若手選手の起用には消極的といったカンジですねぇ。
このままでは、02年大会同様、グループ突破がいっぱい×2かも?
グループ5/イタリア(マルチェロ・リッピ)
FIFA/13位 UEFA/3位
先のEURO2004で、無敗のままグループ敗退という
屈辱をさらしましたが、乗り切りましたね。
ただ、もっとも代表に国民、選手とも興味薄なイタリアですから
今後どうなるか。
また監督があまりのもユベントスでしか成績を出せていないという事から
選手起用にも偏重があるかも。戦術は色々試しています。
どうやらアンチェロッティのミラン型4-3-1-2になりそうですね。
国内リーグは相変わらずミランとユベントスがCLで、
昨シーズンはパルマがUEFA杯ベスト4になるなど好調。
選手も他国に比べて国内にとどまることが多いので、期待は大きいですね。
グループ6/イングランド(スベン・ゴラン・エリクソン)
FIFA/11位 UEFA/2位
なんだか戦術、システムなどでスッタモンダがありましたが、
気がつけば1位通過です。
しかし決定的に点が取れないという状態は改善されないままですねぇ。
国内リーグはなんといってもリバプールのCL制覇。
さらに代表選手を多く抱え驚異的な強さを見せるチェルシーの活躍など。
選手レベルでは今もっともイイカンジなので
実はワタシは今大会の優勝も夢じゃないと思っています。
グループ7/セルビア・モンテネグロ(イリヤ・ペトコビッチ)
FIFA/48位 UEFA/17位
旧ユーゴスラビアですね。
この国名になってからは初出場になるんじゃないかな?
とりあえずちょっと意外でしたね。
同グループにはスペインがいましたから。
しかしスペイン同様、無敗のままでの1位通過ですが、
スペインより引き分けが1つ少ない。これが突破のカギでした。
まぁスペインにディフェンスを求めても、そりゃムリ難題。
こういうところに出ますね、ディフェンス軽視。
国内リーグはもうひとつというカンジですね。
パルチザンがちょっとアタマひとつ抜け出してますが、
なかなかCL予選突破は難しそう。今季はスロバキアの
アルトメディアに力負けしてしまいました。
旧ユーゴ時代の強さをもう1度見たいですね。
グループ8/クロアチア(ズラトコ・クラニツァル)
FIFA/24位 UEFA/22位
無敗での1位通過。立派のひとことですね。
ただもうひとつデータがないこともあってか、
評価できませんが、EURO2004にも出場してますし、
98年大会には3位にも輝いてます。
そこそこ行くんじゃないでしょうか?
国内リーグはまったく情報無し。
ただ選手としてはドイツのブレーメンで
クラスニッチやDF陣がイイカンジで活躍しているので
期待できるかもしれませんね。
グループ2位通過1/ポーランド(パウエル・ヤナス)
FIFA/17位 UEFA/18位
うわ、情報ないなぁ。
国内リーグもさっぱり。
ただこのW杯予選でグループ内では27得点を稼ぎ
2位のイングランドに10点も差をつけてますねぇ。
グループ2位通過2/スウェーデン(トミー・セデルベリ)
FIFA/10位 UEFA/26位
とりあえず脅威の破壊力ですね。30得点、失点4は
ヨーロッパ突破組では2位ですからね。
国内リーグこそもうひとつですが、
各国に散っている選手はトップクラスばかり。
ユベントスのイブラヒモビッチにアーセナルのユングベリなど。
調子に乗ればいいところまでいくかも?
残り3チームありますが、あとは11月12日と16日の
プレーオフで決まります。
ちなみに スペイン×スロバキア
スイス×トルコ
ノルウェー×チェコ となります。
まさかのCL出場をはたしたスロバキアとスイス。
けどスロバキアは厳しいかも?
でもスイスはわかんないですねぇ。
ノルウェー×チェコは、
カレル・ブリュックナー監督手腕が利きそうですね。
しかし、EURO2004覇者、ギリシャの敗退はショックだなぁ

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