「微笑がえし」
意外や唯一の「
キャンディーズ」のオリコン1位曲だそうだ。
「春一番」や「ハートのエースがでてこない」
「年下の男の子」「暑中お見舞い申し上げます」など世代をこえて
しられているHit曲があるけど、これらは実は全てチャート1位曲じゃ
ないんだそうだ。
で、「微笑がえし」。
かつてのキャンディーズのヒット曲のタイトルが
歌詞のそこかしこに出てくるところが面白くて、
実は一番好きな曲でもあったりする。
曲調もアイドルソングらしく明るいものなんだけど
あからさまな「お別れ、解散」を暗示する歌詞と
なんとなく「
片岡義男[amazon]」の小説のような
80年代風の都会的でオシャレなつくりなのよね。
さすが、阿木さん。
歌詞は「うたまっぷ」で
「曲名・微笑がえし」で検索して見てください。
というわけで、
BS2で「わが愛しのキャンディーズ」を観る。
当たり前だけど、キャンディーズ世代じゃないのだが、
なんとなく、誘われるように観た。
なんで今日?
と思ったら1977年の今日、あの名言
「普通の女の子に戻りたい」発言をした日なんだそうだ。
うーん、メモリアル。
でも、数年前に見た日テレ「スーパーテレビ」の特集の方が
出来はよかった気がする。
コメント文だけでもよいので、今の3人の「声」をききたかった。
あ、でも加藤茶、伊東四朗の両名が彼女らについて
コメントしたのは、新鮮だった。
とくに加藤茶。
まさかドリフ絡み以外で、
しかもアーティストを語るってカンジのことで
みるとは思いもよらなんだ(笑)。
でも、ワタシらしいのは、
歌っている姿に目がいくより先に
「作詞・作曲」者のクレジットに目がいってしまったこと。
そして「へぇ〜。○○さんなんだ、この曲作ったの」ってカンジで
色々と分析(ってほどでもないが)をしていたんですね。
いやぁ面白いんですよ。
だいたい、当時のアイドルって曲提供の
「作詞・作曲家」って定番コンビがあるんですよ。
(今でもだいたいそんなカンジだよね)
ところがキャンディーズ。
作曲者はだいたい固定なんだけど、
作詞家がほぼ毎回違ってるんだよね。
そして、だいたいどの人の曲でもヒットしているわけで。
けっこう「なるほどねぇ」って感心してしまった。
かなり「アーティスト」色が強かったんだなぁ。
それに3人ともスタイルがいいのよ。
あと衣装もけっこう良。
なんかCD借りたくなるなぁ。

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