ワタシは読み専ではないが、楽しく読めた。
ゲーム的にはアーピーを侮っていたわ。
製作者女性陣のシュミ丸出しなだけってカンジがハナについて、
タビットを軽視していた部分があったのでね。
キャンパスがちょっと重要な位置を占めすぎな気もするけど
ドレムの見かけによらずヤワなところとか
キャラそれぞれの存在感が他のリプと比べて
わかりやすいせいか立ってる気がするな。
ただもちろんもう少しGMの思惑とか色々とゲーム視点での
裏話を書いて欲しかった部分もあるけど。
特にPCと敵キャラのバランスに関してね。
ナハトがはやたらと不満を漏らしてるけど
その辺の基準をデザイナーらしく提示してほしかったなぁ。
こちらとしては、それが欲しいのに・・・
ちなみにイラストの「楡」さん、
今回かなり少女漫画タッチに仕上げてくれてたんだけど
その印象がなんかね「川原由美子」がイラストを仕上げた
SF小説「たったひとつの冴えたやりかた」を思い出しますね。
主要キャラ3人のそれぞれの区切りをつけたっつーことは
次巻でラストか?
うーーん。
ちょっと早すぎる気がするなぁ。
なんか重厚さが感じられないのは何でなんだろ?
ストーリーとしては面白いのに、
なんかさらさらーーと流れている。
こういうヒロイックな作品って重さって必要だと思うんだけどねぇ。
ARAの無印リプなんて3巻しかないけど重みがあったわけで。
その辺がもったいないなぁ。

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