思い切りよくて痛快でロマンティックで
そして温かくてエロくて泣ける、いい芝居でした。
おそらく計算上では今回で通算31回目の観劇となります。
(土曜劇場400回公演は2回分と計算。
スペース50ccクロージングイベントは全部で1回と計算。)
そして今年は大台の8回目の観劇です。
うん。後半から怒涛のように観てるな。
でもテンデ観劇素人ですよ。
おとといの金曜日の初演に行って来ました。
今回の「サムシング・スルー」は、
ついにワタシの観劇歴(06年〜)より
若い劇団でした。
そうか、ついにそういう時代になってしまったか。
ワタシははじめての場所である
「奉還町りぶら」でしたが、
以前あのへんをちょっと
うろついていたこともあったので
ウロ覚えでしたが、
覚えていたとおりでホッとしました。
まぁ「こどもや」知ってりゃわかりやすいわな。
そして狭いキャパで金曜の夜ながら
お客さん、満員でしたね。
予約してのお客は5人ほどのようだったけど・・・
みんなどうやって知ったのかなぁ。
まぁ全体的に若い客層でしたが、
演劇部の顧問っぽい人もいましたね。
んで本編ですが。
うん、実際なんつーか見終わった感想は
「学生演劇の(良い意味で)延長だなぁと」
初々しいと言うか新鮮でした。
ワタシってたまたまなんだけど
中々「現代劇の芝居」って観てないんだよね。
大抵が夢幻月や転機与砲のようにファンタジーだったり
現代劇でも既存作メインだったりで
オリジナルでコメディタッチでないとなると
「さんたばっく」が
中々観に行けてないってのもあるから・・・
現在休止中の「BBB」の1回じゃないか?
ってくらいに。
それだけに余計に新鮮でした。
上にも書いたけど
「思い切りよくて痛快でロマンティックで
そして温かくてエロくて泣ける、いい芝居」でした。
全体としては女の人はいいけど
男としては観劇しづらい内容でしたけどねw
あぁいう脚本は男性陣では作れない。
あんなエロ描写は男にはできないんですよね。
そしてなんかタイトルどおりに
「胸いっぱいにキュン」と切なくなる、
泣けてくる、それでいて元気になれる芝居でした。
こりゃ老舗も
うかうかしておられませんぞ。

0