とりあえず今日1日1回きりの公演なんで客も多いこと
そしてあちこちに演劇関係者が・・・w
出演しているからかギアの人たち多い
某サムスル主催の方にもお会いして軽く会釈。
というわけで今年7本目の鑑賞、
通算で58本目の芝居・企画です。
気づけば順調なペースw
今回は旧日銀岡山支店を改装したルネスホール。
初めて行きましたがすげぇホールですねぇ。
「彷徨者天国」は元転機与砲の朝松煌サンの
ソロユニットみたいなもののようで
公演の都度ごとに演者が変わるカンジですね。
で、今回は特に大きなハコで演者も中々のメンツです。
内容は追悼公演としても公演された鈴置洋孝サンの名作。
この人は当ブログ的にはアニメ声優なんですよねぇ。
というわけで既存の作品なので詳しくは省略。
ネットを探すなりしてください。
んで。
いやぁ良い芝居でしたよ。
さすがは演劇のスタンダード演目と言われるだけある。
完成度が高い作品。
亡くなった二人とそれを取り巻く人々。
彼らが繰り広げる笑いあり、涙ありの物語。
なんていうか一見ドタバタコメディしてんだけど
(特に仕出し弁当のところ)
しっかりとドラマがあってそれぞれのキャラが
ちゃんと描かれてる。
そして岡山の演者たちはしっかりと、いやソレ以上に
見事に役を演じきっていました。
そして極自然にそしていいカタチで泣ける。
昨年観た「見果てぬ夢」もそうだけど泣きがいい。
おそらく初演時には何人かは声優陣がやっていたんだろう。
(少なくとも一人は麻生美代子さんだ)
だから、なんていうか・・・ね。
鈴置さんの追悼公演に使われたのも納得。
鈴置さんらしいタバコを使うシーンが多い作品。
タバコの煙と斎場の煙。
追悼時、どこかでこうやって本人、
フッて言いながら観てんのかなぁって思える。
こういう芝居をこんないいホールで観ることが出来、
しかも公演を打てたキラさん、すげぇな。
そして鈴置さん、今にして声優以上に演劇人として
すごかったんだなぁと。
もっと早く演劇人として知ってればよかったな。

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