毎年の恒例購入物である「SFが読みたい」。
通算で14冊目ですか。
ということはワタシも14年買い続けてるってことで。
とりあえず難波弘之(東京音大教授)サマの
コメントがサイコー!
ちとSFマガジンらしくない
一般書読みのミーハーかと思うようなランキングだが
「伊藤計劃×円城塔」の「屍者の帝国」が国内1位かぁ。
まぁ仕方ないよね。
完成度高いし、やっぱり誰からも文句でない
引継作なんじゃないだろうか?
おっと。アナログゲーム(特にボドゲ)関係で言えば
直木賞候補になったり日本SF大賞受賞作である
「盤上の夜」が2位になってますね。
囲碁、将棋、チェッカー、麻雀などを題材にした
作品集ですね。
ラノベじゃないし日本のSF作品らしく
読みにくいようですが、まぁこういうアプローチも
面白いんじゃないんでしょうか?
池澤春菜がコメントしてますが
「ゲームの地平線の向う側にある
恐ろしさを垣間見せてくれた」
作品群です。
ちなみに3位の方はラノベ界隈では
「サークリットガール」で有名なのかな?
この上位3人の方の座談会が載ってるんですが
この長谷さんの作品創作過程が印象的ですね。
ちなみにこの座談会での円城さんの今後の方向性を
宣言(?)されていますね。ワタシ、大賛成です!
あと10位の高野史緒といえば「ムジカマキーナ」の方で
大のバグルス好き。
トレヴァー・ホーンの芸暦25周年記念レポには
お世話になりました。
しかし毎回、国内以上に注目している
2012ベスト海外作品は…
やべぇどれも知らねぇw
総評でも書かれてんだけど
存在感が薄いというか地味なでしたね。
知っている(他作品を読んだことある)作家は
いるんだけど…。
それよりもアン・マキャフリィとレイ・ブラッドベリの
追悼企画があって泣ける。
というかやはりこの企画が
ワタシにとって大きすぎるから。
あと特別企画「日本SF作家ガイド」は入門にピッタリ♪
しっかし昨年は瀬名が書いたとはいえ「小説ドラえもん」が
ベスト20位内にランクインして
その昔はダークウルトラマンとも言える
「ΑΩ(アルファ・オメガ)」が
上位(2位だっけ?)に
ランクインしたこともあるというのに
「ウルトラマン妹」という怪作が
ランクインせんとはどういうことだ?

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