体調もうひとつなので更新サボってましたが、先日のライブDVDお買い物レポートの続きを、、、お買い上げ計7枚のうち最も「異色」なのが
パコ・デ・ルシア"Live in UK & Live in Germany '96"
長年聞かず嫌いであったのは、いわゆる「フュージョン」アーティストとの共演が多かったせいもあって、単に先入観が邪魔していたわけですが、、、スペインのBarで地元プレイヤー+ダンサーのフラメンコ生演奏を生で見たのが、ハマったきっかけかなあ。スパニッシュ・フラメンコギターの有名どころ、ということで試しにCD買ってみるとこれが結構エエんです。
CDで聞くパコさんのギター音色は(ガットギターの弦高が高いんで)「ビリビリ」という感じの独特の音が混ざっていて、これが堪らんのですなあ。ほかのスパニッシュギターでも似たような音色がするんやろうけど、彼のは何か違う。CD「天才」なんかひそかに大層愛聴しています。最近コンチの篠田せんせがパコ・ファンであることをHP書き込みで知り、「そうかあ、シノヤンも好きやったんかあ」と妙に納得した次第。
参考画像は(CD所有していないが)ベスト盤ジャケット=髪の毛少な目(笑)
ライブ映像はひとつも持っておらず、これが演奏をヴィジュアルで見る初体験。やっぱりスゲエ(笑)。左手フィンガリングの速度もさることながら、特に右手。完全にパーカッションを兼ねており、凄まじいまでのリズム感とタイム感(タメ、とでも申しましょうか?)
このヒトの場合、決して「ああこんな風に弾けたらよいのになあ」と思わせないほどの超絶技巧なんで、ボーゼンと見るしかないですなあ。その点、もう一人のギターアイドル↓RT先生とはチト違う位置づけ。いや、RTも「死ぬまでに少し近づけたら」くらいの距離ですけど(苦笑)

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