今日のネットニュースより引用。毎年楽しみにしています。
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人を笑わせる研究で科学への関心を高めた功績に贈られる「イグ・ノーベル賞」の授賞式が5日、米ハーバード大で行われた。平和賞には、高周波数の不快音を出す装置「モスキート(蚊)」を発明した会社経営の英国男性が選ばれた。
この音は10代から20代前半には耳障りだが、20代後半以上の人は聞こえないか気にならない。生徒は聞けても教師は気付かないため携帯電話の着信音に使われ、米英の若者に人気が高い。
賞は計10部門に贈られ、音響学賞は「黒板をつめで引っかく音をなぜ人間は嫌うかの実験」、鳥類学賞は「キツツキはなぜ頭痛にならないかの証明」が受賞。数学賞は「グループ写真で誰も目を閉じていない写真を撮るために必要な撮影回数の計算」、物理学賞は「乾燥スパゲティを曲げると2つより多く折れてしまうことが多いのはなぜかの考察」がそれぞれ選ばれた。
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アメリカ人の大半はきらいだが、こういう「くだらないことに真剣に取り組む」姿勢はおおいに我々日本人は見習うべきである。「タモリ倶楽部」くらいか、きょうびのニッポン。だって、上記の研究は各分野の学術雑誌に投稿されているし、ちゃんと選考委員会もあるし、でかい会場で本当に有名な各界教授がプレゼンテーターになって授賞式やるんやで。3年ほど前にワシントンで別の大きい学会に参加したら、コーヒータイムにスライドショーで「今年の受賞研究の内容」を大真面目にプレゼンしておった。
ちなみに本年度のWTVお気に入りは物理学賞。

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