もともと小学生の頃は「アレルギー性鼻炎」と診断されていたので、花粉症になってもおかしくないのである。ここ二、三年は春先になるたび、いつ発症するかびくびくしている。ただ鼻づまり状態は年中季節を問わずしょっちゅう起こるので、どうやら僕の場合花粉がアレルギー源ではないようだ。
実際のところ、今は「パッチテスト」でスギ、ブタクサ、ハウスダストなど各種のアレルゲンに対する反応を見ることで、何が免疫の抗原かを同定することが出来る。このテストを僕は受けていないが、これには訳があって、むかし医者に「まあ、気休めですな。正直、医者としてはどれが原因であっても処方する薬は一緒なんで、、、」と至極もっともな説明を受けたもので。
予防的見地からはいつ花粉が出て、自分がシンどくなるかわかるからか、このテストを受けてスギ花粉の人、ブタクサ系の人、イネ科の人とはっきりしている人が会社の同僚には多かった。昨年の春・秋にこれらの人たちをみていると、どうもどのヒトとも時期と日による症状の重さがずれている。世の中には上記のようなアレルゲンではなく「気温・湿度の急激な変化」に対してアレルギー性鼻炎の症状を起こす人がいるそうで、ボクの場合はどうもそのケースらしいのである。
とはいえ、アレルギー体質ではあるのだから、いつ何時、ある年突然花粉症を発症しても不思議ではない。事実、ボクの父親は50過ぎてから花粉症になった。だからやっぱり、ここ二、三年は季節の変わり目はいつもびくびく・どきどきなのである。
今日はやたらと目が痒く、くしゃみも出まくったので「やば、いよいよか」と思ったが、目が痒いのは黄砂のせいのようだ。曇っていてわからなかったが、今日はエライたくさん飛んできたそうで。くしゃみは妙に風が吹いたときだけ涼しかったり、外はぽかぽかなのに、まだエアコンを利かせている店があったりで、温度差に反応しているみたいだ。もうすこししたら、すっかり暖かさが定着し、例年どおりくしゃみが収まるだろう。次は夏の冷房で同じ症状がでるかな、、、とほほ。どうも一生「体よわい」イメージで終わりそう。

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