ベーシックトラック録りは去年の今頃で、今の住処を探している最中とあってチェリー宅に居候していたので、ハナマウイ・スタジオまで連日行ったのを想い出す。昨夜は大音量で聞けなかったので、夕方バカでかい音で聞いてみる。ええ仕事してあるなあ、岸田くん。
一曲目が「Cry Cry」というのは、一年前から「Blues」に一票!という僕にしてみたら???な曲順だったのだが、まあ↓のヒトにあのピアノ(前にも書いたけど現在このジャンルでは地球一)弾かれたら、しゃあないわなあ、どアタマしかないか、と思い直す。
そう思って聞くと、このCDはA,B面があるLPのように思えてきて、最後の「何も変わらない」がB面5曲目ラストで妙な寂しい(というと語弊があるが)余韻を残して終わるので、「さあ裏返してもう一回聞こう!」という気にさせるw。術中にはまったか?ワシ?苦笑
あとレーベル名の丸いシンボルマークがジャケット右上隅に「NMR」とあって、これを見て「核磁気共鳴スペクトル」という化学分析装置のことを思い出す購買者がワシのほかに何人いるかしら?という馬鹿なことを考えているうちに夜は更けて行くのであった。

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